2011年12月26日月曜日

北九州コドモのミライが立ち上がりました

放射性物質問題を専門に扱う、「北九州コドモのミライ」を立ち上げました。
伴って、ブログのタイトルも、「北九州コドモのミライ(旧ふくおかの大地と自然を守ろう!わらびの会)」としました。今後とも宜しくお願いいたします。
設立にあたって
http://fukuoka-warabi.blogspot.com/p/blog-page_26.html

・因みにNPO法人さんでとても似た名前の会がありますが、別物です。
・背景イラストは筆者です。プロに描いて欲しかったが、料金取られそうなので、自力でw

12/23RKB今日感ニュース街頭アンケで瓦礫受入れ賛成が80%弱

読者の方から教えていただきました。感謝です。

12/23、RKB「今日感テレビ」、PM18:15~放送の「今日感ニュース」にて、瓦礫の受入れを街頭アンケート調査(といってもサンプル数は100人)。

2011年12月22日木曜日

12/17小出裕章先生、瓦礫償却及び食品についての見解

既に出回っている考え方だと思うが、小出裕章先生の災害廃棄物と福島の食物を年齢ごとに基準を設けて食べることについての質問をした。(内容うろ覚え)

2011年12月13日火曜日

12/17(土)北九州市にて小出裕章講演会

今週の土曜日12/17、小出裕章講演会があります。
込み合うことが予想されますので、お早めにお越しください。

場所:真鶴会館(北九州市小倉北区真鶴1-5-15)
時間:14:00~17:00
参加費:1000円
主催:原発の廃炉を求める北九州市民の会
問合せ:093-961-7618(稲月)、090-5389-3214(三上)までお気軽にどうぞ。



より大きな地図で 福岡県北九州市小倉北区真鶴1丁目5−15 を表示

・当日は、小出先生の書籍等の販売があります。
・会場は400名収容です。100名、別室でスクリーンで同時放映もあり。
・託児所はありません・・・が、お子さんがいらっしゃる方も是非おいでください、とのこと。
・トイレ休憩はありません。講演時間が3時間と長いので、トイレは事前にお済ませください。(途中出入りは出来ます)

※アクセスは
http://kaikan-kyo.rofuku.net/manazuru/index.htm
駐車場が狭いため、公共の交通機関をお使いください

・JR日豊本線「南小倉」駅より徒歩十分(日豊本線あるいは日田彦山線両方通過駅です)
・JR小倉駅バスセンターより、4・22・43・96番バスに乗車、「清水(きよみず)町」あるいは「真鶴町」で下車


福岡方面の方
1)JR鹿児島本線上りに乗り、西小倉駅で日豊本線くだり、あるいは日田彦山線くだりの列車に乗換え、南小倉駅で下車、徒歩10分。博多→南小倉で、片道1250円。
2)天神バスセンターから小倉駅・砂津方面行き、いとうづ号 福岡IC 大谷IC (高速)にのり、到津の森公園前下車、徒歩10分、片道1100円(12:15発13:33着があります)


※遠方の方へ。万が一迷ってしまったら「真鶴会館」でも通用すると思いますが、「歯科大の近くの真鶴会館」で聞くと分かりやすいかもしれません。真鶴会館は九州歯科大の道路挟んで反対側ちょっとになります。

チケット10枚渡されてんだけど、どうしたもんだか・・・

2011年12月2日金曜日

12/2北九州市会議員の、濱野議員に聞くところによれば・・・

本日、市議会に出向き、2番目の質問者である、ハートフルの濱野議員(社民党でもある)に、議会終了後接触。時間を頂いた。

さて本題。「瓦礫についてその後どうなりましたか」と言う質問について濱野議員は

2011年12月1日木曜日

11/30、北九州市循環社会推進課に質問に行く

報告内容はメールで回した内容と同じです。下に感想書きます。

【北九州市】本日、12/1(木)11頃より、震災がれきについて山本まり市議質問の予定

12/1(木)ふくおかネットワークの山本まり市議が、11時頃より市議会の定例会にて、震災がれきの質問を行うそうです。傍聴の参加をお願いします。市長は市民の目を気にするタイプだそうです。

2011年11月29日火曜日

<メモ>がれき受入れを検討される前に、行政や首長等に質問すべきこと

情緒で、何が何でも震災がれきを受け入れたい人が、世間には沢山いらっしゃることが、最近よく分かってきたので、どういう質問をしようかと考えてみた。

列挙してみた。

・安全な放射性物質の量など、あるのか。あるとしたら、根拠はどこにあるのか。
・(自治体独自で基準を作る場合)たとえ国の基準がおかしいといっても、だからといって勝手に地方自治体が決めていいのか。放射性物質の安全性を決定する権限はないはず。であれば国民全員が納得できる処理方法や処理に伴う基準を国が再度作りなおすよう提言すべきでは。

2011年11月28日月曜日

11/28佐賀武雄市長ブログで語る:「放射線を含まない」震災瓦礫を受け入れたい

武雄市長が自らブログ内で語る:「放射線を含まない」震災瓦礫を受け入れたい

以下武雄市長のブログより転載です。12/6に全てが決定するようです。

2011年11月24日木曜日

11/17付け北九州市HPより、光和精鉱への指導その後

(5) 千葉県流山市の溶融飛灰残さの返却(平成23年11月17日)

8月23日の指導を受けて、11月17日、同社から、放射能濃度の分析結果及び、返却に関する通知が流山市から同社に送られてきたことについて、本市に報告がありました。

2011.8/9NET-IBより光和精鉱、6月前までの受入れ分はリサイクルしてた模様

もう一度動画をみてみた。NET-IBさん。




00:2:10のあたりから。北九州市の調べによると~灰の一部は、既にリサイクルをへて既に製品化おり、と言ってますよね。どっちが正しいのでしょうね。

2011年11月23日水曜日

【北九州市】がれき受入れは「白紙」北橋市長「国は安心できる基準を」

東日本大震災:がれき受入れは「白紙」-北橋市長「国は安心できる基準を」

北九州市の北橋健治市長は22日の定例記者会見で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて「現状は白紙。

2011年11月19日土曜日

11/18【北九州市-報道】岩手宮古市でがれき広域処理で自治体向け視察会、北九州市も参加、長崎、滋賀、秋田も参加

東日本大震災:がれき広域処理で自治体向け視察会…宮古

東日本大震災に伴う災害廃棄物(がれき)の処理が難航する中、環境省は18日、岩手県宮古市で自治体の関係者を対象に現地視察会を初めて開いた。がれきの現状と放射能汚染対策を知ってもらい、

2011年11月17日木曜日

11/17〆パブコメ文例考えました。<追加>意見16は8000Bq→10μSv/y

38条までしか見れなかったorz

結構な内容もあります。地域住民の意見は聴く必要ない、とかありますので気に食わない人はアレンジ宜しく。私は今回の事故に際して、国が主体性が無く、地域をしっかり指定すればこのような事態にならなかったと考えます。故に、汚染の地域指定に関しては国が指定すればいいことで、地域には通達でいいという考えです。しかし計画策定には住民の意思反映が必要です。これは盛り込んであります。

瓦礫に関して重要なのは意見5、16、除染に関して重要なのは意見15です、これだけでも書いてくださいお願いします。


★やっと出たよ♪パブコメ文例ここにもあり★
東海三県(愛知・岐阜・三重)反核・脱原発 関連イベント

SaveKids-Kobe

2011年11月16日水曜日

11/17〆環境省パブコメ取り急ぎ参考まで文例

先ほど会員様に教えていただきました陳謝!完全に転載引用です。木下黄太氏ブログ、こ11/15日コメント欄より転載

<メモ>放射性物質汚染対処特別措置法 全文

放射性物質汚染対処特別措置法


官報 平成23年8月30日付(特別号外 第42号)
http://kanpou.npb.go.jp/20110830/20110830t00042/20110830t000420000f.html
----------------------------------
平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法

2011年11月15日火曜日

11/15北九州市議会市民向け議会報告会のお知らせ



小倉タイムス今日配達分で知りました、ガビーン。
北九州市在住の方は是非ご参加を。最後の質疑応答まで粘って質問アリです。
9月議会で各決算特別委員会の審議内容が中心となります。
先着順。でも多分満員にはならないでしょう。

北九州市のHPから転載

議会報告会開催のお知らせ 

2011年11月14日月曜日

11/13さよなら原発福岡1万人パレード参加してきました

さよなら原発、福岡1万人集会に行ってきました。

1人です。慣れてるので平気どす

2011年11月12日土曜日

11/13福岡1万人脱原発イベント用プラカード図案(A3で作成)

明日なのに今更遅いですが・・・
ご自由にどうぞ。図案は色々出ているので参考にしてます(A3jpg形式)。

2011年10月28日金曜日

10/26光和精鉱さんに質問してみました

光和精鉱のトツカ様、不在のため、折り返しお電話いただきました。現状と過去のことで疑問に思うことを質問いたしました。

2011年10月27日木曜日

10/26北九州市に環境省の事務連絡(調査)について電話

北九州市循環社会推進課に電話、担当はニシムラ様。

環境省の調査について
まとめると次のような回答をしたものと思われる。

2011年10月21日金曜日

北九州市の震災がれき受入れの現状はこれです。10/12時点。

少し前になるが、10/12日、共産党市議団あてにメールを送った。無論、嫌がらせではない。共産党は環境問題の追及は手厳しいから詳細を知っているだろうと思ったからだ。

福岡県の原子力安全協定は全然安全じゃない

9月、北九州市でも九電と原子力安全協定を結ぶ請願書が北九州市議会にも提出された(請願者:深江守さん)。これについて、福岡県の動きが気になるところ。北九州市は福岡県の動きを待っているからだ。さて福島第一原発事故以来、全国で停止中の原発の再稼動についても協定を結ぼうとする動きが目立っているようだ。安全協定の中味というのはそもそもばらつきがあって、何を盛り込むかは地域による。

認識について市民団体側にも色々と違いがあることはさておき、とりあえず、福岡県は「再稼動の事前了解について盛り込まない」とあえて発言することで、原発稼動を容認している立場だといえよう。福岡県の小川知事は経産省上がりの知事であるから、経産省の方針に反対は取れないはずだ。4月の統一地方選、小川氏は、選挙前の政見放送で一言も原発事故のことを言わなかったのを記憶している。

環境省・「事務連絡」と称してがれき受入れ余力調査・北九州市は?

散々出回っていたので、今更言うまでもないかと思う、例の環境省全国一斉調査の「事務連絡」。

反対する自治体が続出してきたことで環境省は焦っている。3年でがれき処理をおえなくてはならないからだ。どうして東京電力といい環境省といい、無理な工程を発表するのか私にはわからないが。アエラで公表して大騒ぎになったことから、公表しませんとまでご丁寧に書いてある。地方としては、環境省から何らかの形でお金が回ったり後援してもらったりしているから、環境省に付き合わざるを得ない。北九州市もその例だろうう。

福岡市と北九州市の差を知る「ふくおかネットワーク」山本まり市議と給食の放射能問題について話す

ふくおかネットワークという母体を予め説明しておいた方がいいと思う。
私も良く知らなかったのだが、「グリーンコープ」の集まりの中で出来た、会派だという。但しグリーンコープ=ふくおかネットワークではない。なぜならグリーンコープはただの生協であり、自民党支持の人もいれば共産党支持の人もいる。なので、支持基盤では全くないそうである。

2011年10月20日木曜日

【拡散用】がれき意識向上チラシ<※ポスティングはやめてください>

向上チラシ作成。もう時間がないんです。11月閣議決定です。1月には施行されます。

宜しくお願いします。

ただし、チラシのポスティングはやめてください。一戸建てであってもポストに「(チラシ)禁止」等書かれているだけでも、犯罪になります。許可なくマンション・あるいは敷地内立ち入りのポスティングも犯罪です。チラシ作成者が私で、連絡先も私のメールアドレスになっています。ポスティングした人がダンマリしちゃうと、私が警察に連れて行かれるわけです。さすがに犯罪者になりたくないので、宜しくお願いします

ポスティングは「迷惑」と思う人もいることを念頭に置いてください。ですから犯罪になった事例があるわけです。

使用の想定としては、何かの集まりの時などに使うことを想定しています。あるいは、事前に許諾を警察にとって、配るなどの想定です。街頭で配りたいという方はアドレスや連絡先など変更したもののデータをお渡しします。ご連絡ください。


北九州版(使用の際は必ずメールください。)




全国版(使用は自由にどうぞ)


全国版は使用自由です。ポスティングは覚悟してやってくださいね。

2011年10月18日火曜日

環境省がれきの意見募集中10/26まで

環境省HPより意見の募集がでています。どうかメールで意見を!
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14327

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平成23年10月17日

「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

2011年10月17日月曜日

ブログの本筋とは関係なしスルーOK、細野氏にささげる歌

細野氏にささげる歌。


作詞:栃木県警警察本部。歌詞を何度聴いても、具体的な方針は見えず、気合しか伝わってこない歌。鳥羽一郎が歌ってるのは見つからなかったんで、これで我慢してください。

恐怖の玄海原発ツアーその2(現地の方・仲秋さんのお話編)

玄海町町民会館へ移動。そこで見たものは。

うむ、部落開放同盟が建てたものかと思われる立て看板。唐津には部落開放同盟の支部がありまが、すぐそばの玄海町、ここにもやはり差別が・・・

恐怖の玄海原発ツアーその1(エネルギーパーク編)

10/8日、玄海原発4号機の事故直後に行ってまいりました。
ホームセンターナフコ重松防塵マスクDR77Rを買ってから行きました。
http://www.sts-japan.com/products/bojin/detail.php?id=DR77R2
無論服はツルツルの服に、帽子着用です。見学メンバーの中で1人浮いていたことだけは確実です。

さて・・・・・・・・
玄海町は、すっごい田舎でした。まあ当たり前なんですけどね。で、エネルギーパークは普通の公園のトイレみたいな微妙な建物です。


2011年10月12日水曜日

11月に正式決定予定:福島第一原発事故の廃棄物処理の基準と方針(報道)

<タイトル関連関連部分マーカーつけました>

8000ベクレル超、国が処理=放射能汚染の廃棄物で基準―環境省

環境省は10日、東京電力福島第1原発事故により放射性物質に汚染された廃棄物の焼却灰や上下水道汚泥などのうち、放射性セシウムの濃度が1キロ当たり8000ベクレル超のものは、国の直轄処理とする方針を決めた。来年1月に全面施行される放射性物質汚染対処特別措置法の省令に、国が収集や運搬、保管などに当たる「指定廃棄物」の基準として盛り込む。

焼却灰などに関する国の暫定基準が、自治体に特別な管理を求める汚染レベルを、8000ベクレル超としていることを踏まえた。

同省によると、8000ベクレル超の焼却灰が検出された一般廃棄物焼却施設は、8月24日時点で岩手、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、東京の7都県、42施設。また、国土交通省の調査でも、福島県や関東地方の下水処理場で、汚泥やその焼却灰が8000ベクレル超となったケースが相次ぎ、各自治体は施設内での保管を余儀なくされている。ただ処理を国が直接行う場合も、最終処分場の確保など、課題が山積している。

同省は、空間放射線量の測定結果などから、基準値を超える廃棄物が発生する恐れのある焼却施設や上下水道施設などには、汚染状況について原則月1回以上調査を行い、国に報告することを義務付ける。具体的な保管や埋め立ての方法については、これまでの方針を引き継ぎ、容器に密閉するなど、放射性物質の流出を防ぐ措置を行う。
[時事通信社]

asahi.com(朝日新聞社)



8000ベクレル超は国が処理 除染、低線量地域に配慮

環境省は10日、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された廃棄物のうち、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレルを超える焼却灰や汚泥などを「指定廃棄物」と定め、国が処理する方針を決めた。基準案を同日の有識者検討会に示し了承された。月内をめどに省令案としてまとめ、11月にも正式決定する見通し

環境省はこのほか、除染の進め方などに関する政府の基本方針案も提示。これまで自然界からの被ばくを除く線量が年間5ミリシーベルト以上の地域は一帯を面的に除染、1ミリシーベルト以上5ミリシーベルト未満は側溝など特に線量が高い場所を除染するとの目安を示してきたが、自治体側から「5ミリシーベルト未満も国の責任で面的に除染すべきだ」などと反発が相次いだことから撤回。基本方針案では「線量が比較的低い地域も、子どもの生活環境を中心に対応し、地域の実情に十分配慮する」とした。

年間1~20ミリシーベルトの地域は市町村が環境省と協議した上で除染計画を策定し作業を進め、線量にかかわらず国が財政支援する。(共同)

U.S.FrontLine
http://www.usfl.com/Daily/News/11/10/1010_010.asp?id=91304




年1ミリシーベルト以上は除染地域に 環境省  福島第1原発事故
 環境省は東京電力福島第1原子力発電所事故で飛散した放射性物質の処理について、10日に有識者検討会を開き、基本方針の骨子案をまとめた。追加被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルト以上ある地域を国の責任で除染する。文部科学省の航空機調査では福島県を含め8都県に及ぶ。同20ミリシーベルト以上の地域をできるだけ早く縮小する一方、同20ミリシーベルト未満の地域は2013年8月末までに被曝線量を半減するとした。11月上旬にも閣議決定する。

 骨子案は来年1月に施行する汚染対策特別措置法に基づく基本方針の柱となる。焼却灰なども放射性物質濃度が1キログラム当たり8000ベクレル超を「指定廃棄物」として国が処理。発生地の都道府県から外へは持ち出さない。

 細野豪志環境・原発事故担当相は11日の閣議後の記者会見で「国の責任がより明確になった。1月の施行を待たず全力で取り組む」と述べた

 事故後に原則立ち入りを禁じた警戒区域と放射線量が高い計画的避難区域を国が除染する。同1ミリシーベルト以上の地域は自治体が主に除染するが、原則、国が財政負担する。これまでは、国の財政措置は同5ミリシーベルト以上に限るとの説明を受けたとして福島県が反発していた。

 同1ミリシーベルト以上でも子供の生活圏では、被曝線量を13年8月末までに11年8月末から6割減らす。

 警戒区域と計画的避難区域では被曝線量が特に高い地域を除き「14年3月末までに除染し、除去土壌などを仮置き場に逐次搬入する」としたが、環境省は「14年3月末時点では同20ミリシーベルト未満に下げることを想定し、除染作業を終わらせるわけではない」としている。

 高濃度に汚染された廃棄物や土壌をためる中間貯蔵施設も確保する。貯蔵後の扱いは今後検討する。

 一方、高濃度汚染廃棄物や解体困難な廃棄物を除く災害廃棄物については、12年3月末をめどに仮置き場に移動させる方針だ。


日本経済新聞(ネット版)



<私の蛇足的コメント>
全力で施行前に細野氏が何を取り組むのか良く分からない・・・・・・

2011年10月3日月曜日

山形県で既に瓦礫処理が民間会社により始まっている

山形での動き。すでに震災廃棄物が処理されている。しかも住民の知らないところ、つまり民間会社で。

フィルターが心配な千葉・柏市清掃工場

こちらのブログで記事の引用を読んで、ふと思ったのがフィルターの問題(こちらではかさが増えることで薄まる、という問題点を指摘しておられます)。
日々雑感 千葉・柏市『新しい焼却炉で燃やすと、焼却灰汚染濃度高くなるから、古い炉で燃やすわ』…炉休止
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/48265384.html

児玉教授がガレキ燃やしていいと言っているのだが


児玉龍彦・東京大学アイソトープ総合センター長の日本記者クラブ主催記者会見がYouTubeにアップされていたので動画を見た。気になる点が・・・

2011年10月1日土曜日

北九州市の教育委員会は給食には個別対応しかしない

『できない、困って→問題解決』
北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様/担任教諭様:学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たち2人の登校を止めます
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/09/post-67f8.html

進展ということではないが、「学校給食の放射能対策に関する小学校長との対話の録音」の追記が大幅になされているので、是非ご一読を。

YouTubeの録音も添付されているので聞いてみるとわかるが、校長先生の回答は結局私が教育委員会に直接電話した内容と一切変わらない。つまり放射能問題に関して、個別対応はします、けどそれ以上はしません、である。

校長先生としては「手弁当をもってくればいい」といい、「(そのことで)子どもたちが他の子がどうこういうようなことは無い様に努力します」「学校においでいただければ私の責任でお父さんお母さんが心配するようなことが無いようにする。」とは言うものの、具体策として、給食の問題には個別対応しかしてくれないことが明白。もしいじめられたとしても『努力しましたが、駄目でした』なんてことでは困る。

ガレキ受け入れの前に、一般ゴミの汚染度を見てから考えよう、福島・宮城・岩手の焼却施設マップ(10/1宮城追加)

http://g.co/maps/ncn5u

リンク見れなかったらスイマセン。


より大きな地図で 福島県・宮城県・岩手県焼却施設所在地 を表示

青緑→ND~100
紫→100~1000
ピンク→1000~5000
黄緑→5000~8000
黄→8000~
(単位Bq/kg。セシウム134・137合計)
環境省HP、一般ゴミの焼却灰(飛灰)データから作成。
数値の高い日付・炉で色づけ。主灰・飛灰混合のみのデータも一部あり。
(マップ本体を参照)


2011年9月26日月曜日

北九州市の自宅周辺と小倉駅北口付近をRADEX1503で計測してみた

色々皆様からご教授受けております。RADEX1503は目安にはなるけどそこまで正確じゃない、と。まあそれは最初からわかっていたこと。乾燥剤入れて出直しだ!

とりあえず計測したデータ
自宅の部屋の窓付近0.12マイクロシーベルト
自宅の外、植木鉢0.15マイクロシーベルト

食品として昆布にガイガあててみましたが、数値が変わらなかったので載せない。

小倉駅北口、2Fを歩きながら(テキトーだな)計測0.12~0.17マイクロシーベルト
小倉駅北口、KMMビル4F室内0.09~0.11マイクロシーベルト

ザ・モール小倉イタリアントマトで飯を食いながらテーブル上を計測0.09マイクロシーベルト位

すごい適当です。ちなみにわらびの会会長は、ザ・モール小倉のイタリアントマトのヘビーユーザーです。しょっちゅうケーキ食ってるし内部被曝しまくりかもしれません。

北九州市から給食の質問についての回答(メール)

先日送った「市長への手紙」の回答が、担当部署より届いた。

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「市長への手紙」にご意見ありがとうございました。メール内容について、市長より指示がありましたので、回答させていただきます。

このたびは、学校給食につきまして、貴重なご意見をいただきありがとうございます。

本市の学校給食で使用する食材については、従来から、まずは市内産、市内産で確保しにくい場合には県内産、そして九州産、国内産という地元に近いところから調達する地産地消の考え方を基本として、市場に流通している食材を、(財)北九州市学校給食協会などの信頼できる公的機関による審査等を経て、実績のある適格な業者を通じて調達しています。また以前から青果等の産地の公表を行っているところです。

ご要望の(1)放射能汚染された食品に不安を感じている保護者の意見を聞くように学校に指導する。
(2)北九州市教育委員会の放射能汚染に対する意識の情報公開を即時に行う。
(3)放射能汚染された食品について、北九州市の給食についても測定機器を導入するなど早急に対策を講じる」
 について

2011年9月21日水曜日

食品の放射能基準値は全面核戦争用 説

信じるかどうかはさておき、こういうのが回ってきたので紹介。

松田 浩平教授(東北文教大学)
【食料生産者の皆さんへ】国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137が500Bq/Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言うことは、その食品を食べた人が10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。
追記、500Bq/Kgでやむを得ず食べる場合の期間は3ヶ月とされています。全面核戦争で食べ物がない場合の基準が規定の2倍の期間も放置されています。

全面核戦争基準-サクラマスのブログ

これの大元の出展元を知らないけど、本当かも。高すぎるんだもん。こんな基準有得ないって思ってた。信用してしまいそうだ。本当だったらすごく面白い・・・って真偽はとにかくこんな滅茶苦茶な基準は撤廃せねばならない

もう少し調査が必要だ・・・って誰か調べていないのかな?

北九州市自民党議員、ガレキ受け入れで世界に北九州市をPRとトンデモ発言(9/24産業経済局長の回答を追加)

日付・リンク等を追記しました。
回答:北九州市産業経済局長(書起こし)を追記。市の放射性物質へのやる気の無い対応方針が分かるため。
市議会午後の部。
上野照宏市議(自民党)復興支援と称してガレキ受け入れについての質問を行った。
非常に問題のある内容なので、書き起こしした。投稿日時も変えた。

平成23年9月13日上野照弘(自由民主党)議員の所をクリックして録画が見れます。
03:40:50のあたりから。質問は「被災地支援について」です。
http://www.gikai-tv.jp/dvl-kitakyushu/2.html


質問:上野照宏議員(書き起こし)

被災地支援についてお尋ねいたします。

本年3月11日に未曾有の大震災が東日本で発生し福島原発の放射性セシウムの問題は更に深刻さを増すばかりであります。現在本市の職員が復興支援として釜石市に派遣され、ガレキの処理に関して計画作りなどの手伝いに尽力されていると聞いています。また8月からは釜石デスクも設置されました。釜石デスクの設置により本市の被災支援にも弾みがつくと思われますし、こうした支援は一過性では終わらせるができない息の長い事業だと思います。現在まで被災地の現場で苦労されてきた職員、及び現時点で頑張っている職員の皆様に改めて敬意を表したいと思います。
しかしながら被災地のガレキは量も膨大であり、処理のめどはついて居ないのが現状であります。ガレキの仮置き場への搬入はかなり進んでいるようですが、そこから先の中間処理である選別・破砕・リサイクル・焼却、最終処分である埋め立てのめどが立たないことが最大の原因と言われております。
また被災地のガレキ処理には放射性物質の付着だけでなく、その他にもアスベストやPCB等の混入の恐れがあると言った様々な問題点があり、処理を更に困難にしています。

そこで4点お尋ねします。

1点目、本市は釜石市のガレキ処理についても検討するとしていますが、現在の釜石市内のガレキ処理についての現状と今後の取り組みについてお尋ねいたします。

2点目、放射性物質の影響については、食品に関しては牛肉問題等があり、放射性物質の暫定規制値も示されていますが、先ごろ、千葉県流山市からリサイクル目的で搬入した一般廃棄物焼却灰より放射性物質として取り扱う必要のない基準を超えるセシウムが検出されました。被災地周辺より、本市へ搬入される工業製品などの原材料や商品等に対する、国および本市の放射性物質への対策について伺います。

3点目、被災地がれきを受け入れることで、本市の市民に健康被害があっては絶対にならないと考えます。しかしながら一方本市は環境モデル都市であり、環境未来都市を目指しております。様々な問題があり、困難も伴うとは思いますが、本市の高い環境技術により、被災地ガレキを本市が受け入れ処理することで、世界に向けて本市の環境技術と日本の復興をPRできるとも考えますが、がれき受入れの可能性と現状についてお尋ねいたします。

4点目、本市の地元企業とは被災地のガレキ受け入れに関して、どのような協議を行っているのかお伺いいたします。

2011年9月20日火曜日

環境省・だからどうしたいんだろうか細野氏は

環境省 大臣記者会見要旨(平成23年9月6日)から抜粋、引用
http://www.env.go.jp/annai/kaiken/h23/0906.html

赤文字部分を読めば大体筋が分かるようにしてある。要注意の発言はアンダーラインを引いた。

(問)日本テレビの福井です。
処分場関係で細かく4点あります。最終処分場というときに、大臣はどこまでの処分を、処分の対象として想定されているでしょうか、今回の事故で出た放射性廃棄物だけなのか、それとも福島第一原発の中にある燃料分なども含むのか、更にはそれまで六ヶ所村などで負担されている全ての廃棄物を含むのか、どこまでが処分の対象としてお話されているのかお聞かせください。
2点目、中間貯蔵施設について、昨日、藤村官房長官が、福島県内に置くということを、新政権内で共有しているわけではないという趣旨の御発言をされましたが、その共有しているわけではないということは事実でしょうか。
3点目、それが事実であれば、今後政府内での共有、政府案というのはどのように作っていくおつもりでしょうか。
最後4点目、非常に国民の関心が大きい問題で、反響も大きいので、誤解がないように訴えたいと思っているのですけれども、最終処分場について、痛みを分かち合うというと、汚染が拡散するかのように思われている点があって、その点についてもう少し説明を加えてもらえないでしょうか。以上4点お願いします。

私の妄想、未来予想図、諸外国からの損害賠償請求で借金地獄

現状、震災廃棄物は燃やされることになっております。どんなに放射線量が高くても。ということは、燃やしたら二次汚染するということです。
ただでさえ、かつて無いほどの海洋汚染をし、そのうえ大気も汚染してしまっているというのにです。しかも現在もそれは継続中です。

損害賠償請求を諸外国から起こされるのではないかと思います。まずは、日本政府に対して直接請求するでしょう。勿論日本政府としては払えないというでしょうから、次に、国際司法裁判所で争うことになるのではないでしょうか。

一カ国同士の争いならなんとかなるでしょうけども、おそらく数カ国からは起こされるでしょうから、日本は立場として弱い。フランスもイギリスも他国を放射能汚染してますが、今回の事故とは全く規模が違う。果たして日本政府は勝てるでしょうか?

2011年9月19日月曜日

2011年9月16日金曜日

福岡市、荒木市議ががれき問題について質問

質問:荒木龍昇議員

私はまず東日本大震災における災害廃棄物受け入れに関して質問いたします。
東日本大震災におけるガレキ処理について、国の要請の内容は何か・ガレキ処分の国の指針について説明を求めます。
次に福岡市は国の要請にどのようにこたえているのか、また今後について説明を求めます。
続いて、他自治体の状況について説明を求めます。

福岡市、共産党市議が給食問題質問。

9/12、星野美恵子議員(日本共産党福岡市議団)が学校給食の放射性物質汚染問題について質問した。教育局長の回答。

「給食に使用する食材の検査体制につきましては、納入業者に対し出荷制限に対する情報や、生産地における検査結果を注視しながら食材のチェックを行うよう要請し、さらに、2学期からは出荷制限の対象となっている食材が使用されることの無いよう、学校などにおいて納品時に、野菜などの産地や牛肉などの個体識別番号を照合するなど厳しくチェックしております。さらに、国の原子力災害対策本部の、検査計画等の考え方を踏まえ、放射性物質が検出されている産地からの食材につきましては、学校給食公社において、使用状況に応じた頻度で放射性物質の検査を実施することとしております。」

回答はつまり、特に変更は無いということです。

(ガレキについても星野市議は質問していたのだが、荒木市議とかぶるので取り上げない。少なくとも市の回答が同じだとしても、給食問題を取り上げてくれたことは、わずかながらにでも前進だと思う)

福岡市議会放映(録画)
http://www.gikai-tv.jp/dvl-fukuoka/2.html

2011年9月13日火曜日

北九州市ガレキ受け入れ議会で市議質問<9/21井上市議質問を書き起こし>

9/13井上真吾市議が一般質問で「市に搬入されるがれき等の放射能汚染チェックについて」質問するらしい。傍聴にいけずともネットで見れます。本当にしてくれるんだろうか~不安だ~
ネットライブ配信
http://www.gikai-tv.jp/dvl-kitakyushu/3.html
ネット録画配信
http://www.gikai-tv.jp/dvl-kitakyushu/2.html

<ネット配信後、市議質問を書き起こし>


質問:井上市議

市に搬入されるリサイクル原料の放射能汚染のチェック体制について伺います。

市長は5月に被災地支援の一環として釜石市のガレキを本市で受け入れることが可能だと表明しています。しかし6月に東京都江戸川区や千葉県流山市のごみ焼却場の飛灰から放射性物質が検出されたことから福島第一原発事故の放射能汚染が非常に広範囲に及んでいることが明らかになりました。同様に宮城・岩手のガレキについてもその放射能の影響が心配されています。

本市は釜石市に環境局職員2名を派遣しガレキ処理の支援を行っています。ガレキについては市の責任で万全の放射能検査を行うことが必要です

また本市はリサイクル産業が盛んで、今回流山市の飛灰についても、リサイクルの原料として持ち込まれたものです。しかし、放射能汚染が判明し、買い手がつかない状況です。受け入れ後に汚染が判明した場合は市民の不安もそうですが、受け入れ企業もその取り扱いに苦慮してしまいます。そこで市民や市内企業の安心・安全のためにも、市内に持ち込まれるガレキやリサイクル原料については、一般廃棄物や産業廃棄物を問わず、搬出元での検査を求め、本市としても放射能汚染のないことを確認できる体制の整備を求め見解を求めます



回答:北九州市環境局長

私の方からは市内に持ち込まれるがれきや、リサイクル原料について、放射能汚染のないことを確認できる体制の整備についてお答えをさせていただきます。

釜石市からの災害廃棄物うけいれについてでございます。
現時点では対象とする廃棄物の量処理方法などの具体的内容は固まっておらず、受け入れの可否や開始時期は決まっていないということでございます。
仮に本市が受け入れる場合には科学的知見に基づいた対応を基本にすすめるべきと考えておりまして、市民の理解を得ながら、事前の放射線量の測定結果などをもとに、受け入れの可否を判断することにいたしております。

北九州市HP、光和精鉱による追跡調査について

北九州市が8/23日に千葉県流山市からの溶解飛灰について、追加の資料を発表している。報道では見ていたのだが、市のHPを見ていなかった。トロクサイ私も私だが、知らない間に追加されて知らない間に事が進んでしまうというのがこの国の行政である。

報道資料を見ても今一つピンと来ない。1キロ460ベクレルと高い数値を出している袋がある一方、未検出(ND)のものもある。余りにも差がある。未計測のものもある。良く分からない。なんでこんなに差がでるのかが。処理開始から処理後になるにしたがってNDが増えるというのは、処理途中で放射性物質を含んだ何かが流出していると素人としては思うのだけども。北九州市はそこは平気なの?そして全ての袋を計測しないのは問題ではないのか?

資料をさらに読むと、100ベクレル超の処理途中~処理後の残渣物は、千葉の流山市に返却するとある。だけど光和精鉱は、流山市の溶解飛灰と、北九州市含む他の自治体の飛灰を混ぜて処理してたんじゃなかったっけ・・・。混ぜられたほかの自治体の分まで流山市に押し付け。北九州市の指導が遅すぎた&流山市が危機意識がなかったのだ。返す方の市民として、正直気が滅入る。下回ってる分はリサイクル処理してあげるから大丈夫とでも言い訳するのだろうか?こんなことが続けば、どっちの市民も困惑する(汚染がれきを受け入れるとこういうことになる、といういい見本だ)。

そして極めつけは最後のページの環境省の指針。このページを見れば北九州市として独自の方針は今の所全く無いことが分かる。

まだ追跡調査を行うとあり、この問題はまだ終わらない。議員にも追及してもらうよう働きかけたいと思う。

北九州市:千葉県流山市からの溶融飛灰について (4) 追加調査の結果(中間報告)及び本市の対応方針(平成23年8月23日) 報道発表資料
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000093932.pdf

2011年9月12日月曜日

がれきの安心な処理ができる放射能の数値分かる人いますか?

北九州市が一番能力があって、震災がれきを受け入れる可能性が高いと思われるので、北九州市の数値と北九州市が受け入れる可能性が高い、釜石市の数値を見ながら考えたことを書く。

環境省の資料。釜石市の一般ゴミの飛灰の放射能汚染度は1キロあたりセシウム合計1128福島県の会津203.6(処理後)。会津の方が汚染されてない。岩手だから安心、なんてことはない。受け入れていい数値というのはいくらなのか分かる人がいたら教えて欲しい。
16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果について(8/29)
http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste-radioCs-16pref-result20110829.pdf

これは燃やした後の、飛灰なので高くでている。しかしその飛灰が1000ベクレル以上もあるのでは、ガレキも安全とは正直思えない。釜石市のがれきを万が一受け入れるとしても、燃やすことには賛成できない。埋め立てるとしても、沿岸部ではどうなのかわからない。北九州の埋立地は海面にある。
北九州市:響灘西地区処分場、日明積出基地に関する情報
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0494.html

環境省の出している指針としては、1キロ8000ベクレル以下のものに対しても、水に接しないようにすべきであるという指針であるが、海面処分場についても安全に埋め立てできる可能性があるので、今後個別に対応を検討する、とある。
環境省:災害廃棄物安全評価検討会「第六回災害廃棄物安全評価検討会」資料1/3
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/06-mat_1.pdf

環境省のこの書き方だと、やり方次第では、海面埋め立ても可能だということになりそうだが、それで農水省が納得するかなと私は思う。漁協の人はどう思うのだろう?まだまだ問題が山積しているからこそ、あいまいな書き方になっている。被災地からしたら一日も早く処理したいというのは良く分かる。しかしゴミは簡単な問題ではない。だからこそ、きちんと情報公開して市民に見解を求めるべきだと思う。

北九州市のがれき受入れについて、「門司の環境を考える会」の方と電話で話してみた

ネットで「門司の環境を考える会」という会を見つけたので、連絡とってみた。
http://www.hm.h555.net/~setokan/data/news/news177.html

会の方が言うには「焼却炉の能力に余裕があるので、受け入れることができる。市に、問合せはしたけど、あいまいな回答しか得られなかった。」とのこと。
また、「分別回収をしているけれど、門司のはガス化溶融炉だから、何でもかんでも燃やしてる。プラなんかも燃やしてる。」「新門司の埋立地は、石灰岩を取った跡地を使うんだけど、あれも問題で」ということであったが別の電話がなってしまい、話が途中で切れたまま。とにかくゴミ行政は問題だらけであることは分かったのだった。

色々情報交換できたらといいと思う。

2011年9月8日木曜日

北九州市の学校給食について電凸情報とまとめ

電凸情報その1:有志の方からの問合せ情報を許諾を頂きましたので掲載します。貴重な情報有難うございます。

8/24:前日の福岡市の給食で出てしまった牛肉の件で北九州市に問い合わせて使用されてなかったときいてホッとしましたが…魚の産地を聞きわすれてしまった(後略)

8/26:市の学校給食協会は野菜だけ表示ですね。先日、市に問い合わせたら豚肉と鶏肉は基本、九州産か山口県産との事。牛は場所移動があり1番長くいた場所の産地になるそう。豚と鶏は屋内なので基本、移動はないそうです。

8/26:区や市や市長宛に瓦礫や給食についてメールをしたのですが、区の方から、お電話いただき瓦礫や給食問題は市の管轄なので市の方から返事を下さるとの事。市の給食協会の協会だよりに載っている(青果)食材以外の魚、肉、牛乳、米、卵の産地表示もお願いしました。

9/7:娘の学校の献立表にココアクリームお月見デザートがあるので(福岡県学校給食会のものと)たぶん同じ物が使われていると思います。

<情報加筆>
9/12娘の学校のお月見ゼリーはトーニチでは無く、ヤヨイ食品というところでした。原材料産地は連絡待ちです。

9/12娘の話だと先月は七夕ゼリーというのがありこちらの会社のだったようです。意外に会社はいろいろですね。

※括弧・太字赤字は筆者

福岡県学校給食会 安全性確保・衛生管理事業 放射能検査結果

福岡県学校給食会 二学期からの九州地区冷凍食品共通選定品及び県内選定品

福岡県学校給食会 行事食 平成23年度9月分(十五夜・彼岸)

福岡県学校給食会のお月見デザートはトーニチ。ゼリー専門の会社らしく。学校給食によく提供している模様。


電凸その2:9/7北九州市教育委員会 学校保健課に私(白水)電凸(担当聞き忘れ)。
情報として分かったことは次の通り

・主食・パン・牛乳は、福岡県学校給食会が県下を独占している。
・これらに関しての調達は、福岡県学校給食会が、まとめて調達している。
・その他の食材の調達に関しては、北九州市学校給食協会が調達している。
・その他の食材の調達に関しては、北九州市学校給食協会HPに記載の通り、北九州市で業者を選定し、北九州市でまとめて調達している。
・放射線の測定など、北九州市でやるという話は無い。

北九州市学校給食協会HP 給食ができるまで①給食用物資の業者を選定します
今日は、まとまった質問になってなかったので、旨く聞き出せなかった自分が悔しい・・・


<まとめ>
福岡県学校給食会は独占体制を敷いており、主要な食品にかんしては、実権をガッチリと握っているということらしい。北九州市ではどうにもならないらしい。おかずその他については、学校給食会が共通で調達しているものもあるが、基本的に各地域でまちまち、ということである。福岡県学校給食会が独占する、主食・パンに関しては福岡県産を使っている様子。牛乳は、ニシラクじゃないんですか?と、共産党の市議会議員が言ってたし、福岡県学校給食のHPも県産とある。牛乳に問題があるとすれば、飼料。

九州地区共通選定品であるとか県内選定品であるとか、福岡県全体で共通のものもチラホラある様子。お月見デザートに関しては共通選定品にはなっていない。お月見デザートの業者トーニチは給食専門の業者なので、たまたま重なったという可能性がある(違う業者のものかもしれないが)。お月見デザートは北九州市と福岡県では、違う業者のものだった。ココアクリームに関してはちょっと私はわからなかった。

肉に関しては、牛はすこぶる怪しくて、豚は移動が余り無いとはいえ、何食べさせているか分からないのでそこも不安材料。鶏は移動も無いし、飼料に関してもそれほど心配ない気がするのだが。OKFOODあたりのページみれば分かるのかもしれない・・・けどそこまでやる気力が今日は無い・・・

とにかく、具体的な物品に対しては答えてくれるので、心配に思ったら、問合せすべきだと思う。私は保護者じゃないので情報がこない部分がある。各教育委員会に該当する部署にまずはたずねて欲しい。
北九州市は教育委員会学校保健課


学校に通わせないとなると、中学の場合、進学の際の評価に傷がつく。命と引き換えに福島のゼリーだろうが放射能汚染の可能性高い海草だろうが頑張って食べる中学生って・・・・・・・・甥っ子の人生はタダでさえ暗雲なのにやめてぇ

はぁはぁ

とりあえず
「産地・工場などの情報を公開してください」
「すみやかに、放射能の検査体制を整えてください」
という要望をメール電話などで出してはどうかと思う。というか、だしてください・・・(北九州市はどうも問合せ数が少ない様子だ。皆わが子の命・健康をどう考えているのだろうか・・・)

北九州市長へのメールはここのページを良く見てから送ろう!!

福岡市長へのメールも送ろう!

福岡県知事になりたての彼にも送ろう!通産省出身だから給食に関しては動くかもしれん!福岡県学校給食会の主務官庁は、福岡県教育委員会だ!

2011年9月7日水曜日

震災がれき受入れについて、あなたはどのように考えますか(9/7加筆)

東日本大震災で生じた廃棄物問題考えるために、私から、皆様へ方向性を提案し、考えを伺いたいと思います。

1)震災がれきを「受け入れる」のか「受け入れない」のか
2)受け入れるに当たって、受け入れる、受け入れないにかかわらず、情報開示をきちんと市民に行うよう求めるのは必須。
3)受け入れる場合にどのような条件をつけるべきか。
条件としては、震災前のクリアランスレベル/測定の条件/受け入れる廃棄物の種類や量/焼却の可否/埋め立て条件など
4)受け入れない場合、受け入れられない理由はなぜか。
例)放射能汚染の心配/焼却炉の不備/埋め立て条件が悪い/放射能だけでなくダイオキシンやアスベスト・水銀の汚染の心配/焼却灰からのリサイクル品(非鉄金属・鉄・路盤材・セメント・コンクリートなど)への放射能影響が不明だ、など

皆さんはどのように考えますか。

もし考えがある方は教えてください。私も正直段々分からなくなってきました。もっと時間をかける必要がある気がするのです。皆さんの興味がどうしても外れがちなのは、これは外部被曝だからです。しかし、焼却場の近くで農地を持っている人は、排気から農地が汚染されることも考えうる事態ですから、その農地で取れた農産物を食べれば内部被曝の可能性があります。埋め立て処分地周辺は程度はわかりませんが放射能で汚染される可能性があります。だから受け入れない方が絶対にいいに決まってる・・・。それだけはいえるのです。全てのゴミは受け入れないほうがいいに決まっているのです。

いくつか署名(案含む)の文面を拝読した限りでは、震災前のクリアランスレベルを守っていれば受け入れていいという内容が多かったように思えます。勿論これはその自治体の現実的選択であるので、いいのです。しかし九州でもこれをやっていいのか。それで九州の人は、本心から納得できるのか。私は疑問に思えてきたのです。勿論、北九州市でも、がれき受入れ全て反対は、現実的な陳情・請願あるいは要望にはならないでしょうけれども。だからと言って納得できていないのに、妥協するべきではありません

疑問に思えてきたのは、給食問題で東北~北関東産の食品を受け入れるという情報に、福岡県のお子さんを持つ親御さんが一斉に反応したことでした。ということは、本心は、みんな、九州の人は、ガレキは汚染されていようがいまいが、一切受け入れて欲しくないのではと。

だからこうして私は問いかけています。皆さんはどう思いますか?

もし考えがある方は→こちら

殆ど独り言です。でも教えて欲しいです。私は時間をかけて皆さんに問いかけていきます。

9/7、マーカー部分加筆。

2011年9月6日火曜日

福岡の学校給食が大変なことに<追記あり>

福岡市の学校給食で大変な事態が・・・

「福岡市9月から学校給食に東北・北関東産の食材を使用決定」
市は保護者に対し「九州産以外も使用」とだけ通知。
みんなで声あげて!!!健康教育課;092-711-4642
「福店長あっこ日記」より転載
http://takohime.sagafan.jp/e413764.html

福岡市教育委員会のHPを見るとたしかに九州産以外も使用すると読める。しかしこれでは具体的には全く分からない。パンの持ち帰りは大丈夫、という内容にすりかえられている・・・。

中村友一氏からのコメントがあったので、コメント欄では分からないかもしれないのでこちらに。福岡学校給食会のHP。「放射能検査要領」


先ほどの、「福店長あっこ日記」にある福岡市の話と、この福岡県学校給食会のHPの内容を併せて読んでしまうと、放射能検査をするのは、ひょっとして、放射能汚染された地域の食材を国の暫定基準値以下という理由で使えるようにするための口実では・・・?と疑りたくなる。しかも福岡県学校給食会での公表は基準値以下・超のいずれかしかない。具体的数値は出さないつもりだ。

福岡市の給食センターは、直接には福岡県学校給食会には関係してないようだが、この二つの団体が全く関係ないとは私には思えない。早急に調べる必要があるので、福岡市議の荒木議員にはメールを送っておこう・・・。福岡市の人は荒木市議に連絡とってください。
http://www.araki-jp.com/

<追記>
福岡県学校給食会のHPにて、給食の産地について関東・東北地区の一覧表が出ている。中村友一氏より指摘をうけていたのだが、良く見ていなかった(汗)。公表している数値は、下の注意書きに書いてあるとおり、検出せず(10ベクレル未満)ということらしい。ということは、10ベクレル超えたら検出値出しますよね、福岡県学校給食会さん?しかし、10ベクレルまでしか測れない機器は問題だ。即刻0.1ベクレル以下まで計れる機器を購入すべき。ストロンチウムは現在計測できないであろうことも考えると、すぐにでも精度の高い測定器の購入を検討していただきたい。表を見るとやはり加工品には関東が多い。エフコープ生協でもそうだ。ある意味予想通りといえる。ただ福島県がこれほど多いのは予想外。この表を見てツイッターではヨーグルトショックが起きている様子。福島県が多すぎて卒倒ものかもしれない。
http://www.fukukyuu.or.jp/anzen/rad_inspect/rad-inspect.htm

ツイッター情報【「給食は、食育という教育の一環なので『食べさせない』『お弁当を持たせる』という選択肢がありません」福岡市教育委員会健康教育課。092-711-4642】
http://togetter.com/li/184353
このご時勢に選択肢なしと。強制的に食べさせる人権無視の食育は、国際条約違反にはならないのか・・・?放射能とは関係なく。

東日本大震災のガレキ受入れについて北九州市議と話してみた

9/1(木)給食問題と同日に山本まり市議と話す。
山本まり市議が得ている情報としてはおよそ次の通り。

・環境省は3年でガレキを処理しようという前提で、この問題を進めているように思われる。
・広域処理には運搬のコストの問題がある。このため、関東エリアまでで処理することを検討しているだろう。関東エリアで処理しきれない分が段々南に下ってくるであろう。
・今は北九州市の職員が釜石市に対してモデル的に3万トンの処理の計画を進めている。
・処理計画は選別機を使ったガレキの選別や、現地でどのような処理ができるかといったこと。
・北九州市は頼まれたらやりますという方向性。


市議と話してなかなかに難しいのが「どこまで市議会で通るか」が難しいということであった。もし陳情や請願をするにあたっては、「市に対して情報を公開せよ」ということに関しては問題ないであろうということだった。「受け入れない」「受け入れる」については、もう少し議論を市民で尽くす必要がある。その際に基準をどこに設けるかが問題になるが、国の基準の設定のやり方が不明確で、間に合わせで作った基準で動いている可能性が高いことを考えると、国に対しての働きかけも必要だろうということだった。この震災ガレキの広域処理問題を考えるに当たっては

・放射線汚染物質からの健康被害を極力低く抑えるという方向。
・被災地復興を優先して考える方向。

どちらを優先するかも、考えなくてはならない、勿論同時に考えることも可能ではあるとのこと。

とりあえず、もちょっと問題を考える人増やさないとですねえ~てことは突っ込まれましたけども。北九州市の人って意識低いよね~と山本まり市議もぼやいてましたけども。
およそ話した内容は以上。なかなか市政も思うようにはなりませんで。どうしたもんかね。全く受け入れないというのは市としては採決できない(可能性が高い)ということか。

(数日前のメモみながら書き起こしているので実際に話した内容と記憶とが若干違っているかもです)

2011年9月5日月曜日

エフコープはいいけど日本生活協同組合連合会は・・・

先日エフコープの残留放射能暫定自主基準を紹介したけど、あれはカタログ記載の「リンゴ」マークにのみ適用されると考えた方がいいのかも?という不安を覚えた。このエフコープの所属している団体「日本生活協同組合連合会」のホームページを見ると、ちょっと恐怖なことになっている。
http://jccu.coop/food-safety/qa/pdf/qa03_03.pdf
大丈夫なのか「coop」マークは。

ということで、エフコープに電凸して聞いてみた。以下その内容
・リンゴマークのものに関しては、エフコープの独自基準適用の方針。
coopマークのものに関しては、国の基準値適用。非公表だが今モニタリング調査中。
・エフコープには検査機器があるが、一日1検体しかできない。
・エフコープの検査機器は、0.1ベクレル以下でも検査できる。ヨウ素とセシウム134・137が検査できる。ストロンチウムはできない。
現在エフコープでも、全ての物品にまでは検査が行き届かず、供給している状態だ
・おそらく、農産物→コメ→畜産といった順序で検査していくことになると思う。
・今週からHPと広報誌「ふれあい」で6月分の独自検査の結果の公表はしている。ただ、数値の公表までは行っていない。
・グリーンコープさんは、外部委託で検査しているはず。しかし10ベクレル以下であっても、供給しないということはないのではないだろうか。(←担当者の推測です)
・今後、基準の見直しを含めて理事会で協議する予定だ。(5/19が前回の理事会)
・放射能に関しても学習会を定期的に開いているので、参加していただければと思う。
・個別の商品の放射線の数値等や産地に対しては、問合せいただければ、答えることはできる。

HPの6月の検査結果

ということでした。エフコープも一日1検体しかできず、戦争状態の様相です。
結局産地で選ぶしかないということですかね・・・。


*「全ての物品にまでは」テキスト背景黄色部分加筆

2011年9月4日日曜日

風邪なんで、アップするので一杯です、

コメントいただいた皆様ありがとうございます、ただ、会長、風邪とトロクサイのとで、時間がかかってしまい返信できずにおります。風邪を早く治すよう寝ます。

2011年9月3日土曜日

学校給食について北九州市議に聞いてみた&市長への手紙(メール)

学校給食の問題について、山本まり市議に聞いてみた。
中村氏との共同作成による公開質問状を見せながらの話。
「これでは、学校は動かないと思います。」
(予想通りの返事)

「ただ、内容にある、手弁当についての折衝は、可能でしょう、ただ手順が大事です」
具体的手順としては
1)心配だったら、保護者が学校の担任に話してみる(論争ではなくまず対話)
2)この結果について、同じ学校の他の人にも同じように話して輪を広げる
3)(学校単位で輪が広がったら)手弁当にしてよいかと、担任に話してみる。

山本市議から釘さされたことは次のこと。
・1人2人では無理。ある程度まとまった人数が必要。
・北九州ではまだこの段階にまで達してないので、苦情をいう保護者が少ない。
まずは他の保護者にも問題意識を持ってもらう必要がある。
・担任に話せば、学校としては上に上げざるを得ないので、学校には認識はできる。
・ある程度数が出てくれば、手弁当交渉も可能になるはずだ。
いきなり校長に持ちかける、というのは絶対に×。態度が硬化する。
・市長へのメールは有効かもしれない。
・子供の意思も尊重しなければならないので、その辺の家族の話合いをきちんと。

中村氏のように、夜を徹して家族全員で覚悟も決めて、意見を持って交渉する、そうした行動を皆が取れるわけではないです。また、中村氏のように問題意識を明確に持つ人はハッキリ言うけど、北九州市には、まだいないでしょう。ぼんやり、給食の放射能危ないなあ、怖いなあ、と思っているだけのです。だとすると、中村家だけをなんとかすればいいと、学校、教育委員会は思うでしょう。これでは駄目なのです。もっと広く関心を持ってもらうようにしなければ、北九州市の子どもたちの内部被曝が防げるとは私には思えません。(勿論これは北九州市だけの問題ではないのですが)

確かに給食は便利です。食事を作らなくていいというのは、働いている親にとっては有難いものです。しかしながら、その便利な給食が、子どもたちの命と引き換えになってしまっています。給食なんて本当に簡単なことで変わるはずです。それは、もっとたくさんの人が今の給食の状況をオカシイと意識を持ち担任にかけあう、ただそれだけです。

これを読んでくださっている方は、既に意識の高いかただと思うのです。少しでもそれが増えるよう、不安だ、放射能測定できるものならして欲しいと周りに話したり相談したり、担任に話したりしてみること。ただし今すぐ内部被曝を防ぎたい、というのなら、子供の意思も考えつつ、学校に行かせないという中村家のようなやり方も、講じなくてはならないかもしれません・・・。本当なら中村氏のやっていることは正しくて、事態は待ったなしなんですが(北九州市って・・・あーうー)。

同時に市長へのメールもしましょう。
まだやったことないんで、市長へのメール私もして見ます。後で送ったメール貼り付けときます。

追記:市長への手紙(北九州市)
こういうテンプレ返信が来た。送信元が秘書室になっているではないか。本当に北九州市長は読んでいるのか・・・?とりあえず届いてはいることは確認できた。ただ、「担当の部局に送信し・・・」となっている。担当の部局がなんともならないから市長様に送っているわけです、ね、市長。ちゃんとしたお返事を期待してますよ、ええ何ヶ月でも、お待ちします、遅い時はこっちから電話しますからね。ちなみに本文中のリンクは押しても飛ばないので注意。本文中のリンクはこちら
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/images/radioactive/20110823-kita9-kyushoku.pdf

北九州市長への手紙はこちら(北九州HPより)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/cgi-bin/enquete/registEnquete.cgi?EID=5f8dd86f0a4b077d42620afab3db8ff7

2011年9月1日木曜日

学校給食で回答なし

とうとう新学期がはじまってしまいました。
しかし、中村氏との共同での公開質問状に対して、学校側一切回答なし。
中村氏、とうとうボイコットです
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/09/post-67f8.html
一つの選択かもしれません。勿論極端と思う方もいらっしゃるでしょうけども。

福岡では、関東以北に比べたら、給食の食材について、マシかもしれません。しかし、情報が明らかでない以上、親として不安はぬぐえないわけですし、そのことについて頭を悩ませている方もいるわけです。圧倒的少数なのかもしれませんけども、その少数に対して、きちんと説明して欲しいのですね。「少ないんだからいいだろう」では、いつの時代も少数派は差別と嘲笑の対象です。そのようなことを助長するような学校って一体なんですか・・・?

わらびの会は、学校がだめなら、市への質問に切り替えて、対策を講じます。本日北九州市議会議員さんの1人と面会の約束もあるので、話のついでに学校給食もしておきます。

2011年8月31日水曜日

グリーンコープの取り組みとエフコープの取り組み

ここ福岡県で生協といったら、「エフコープ」と「グリーンコープ」が2大巨塔であろうかと思う。食の心配をしている皆さんにおかれては、とっくに知ってると思うけど、私は知らなかったので掲載しておく。ちゃんと守っていただきたいですし、こうやって掲載することで悪化に歯止めがかかるというもの。

グリーンコープの取り組みを抜粋
「東京電力の原子力発電所の事故を受けて、残留放射能検査を行いました。
8月30日公表分をお知らせします。
以下の13品目について残留放射能は検出されませんでした。
放射性セシウムについては、国の暫定基準は飲料・牛乳・乳製品が200ベクレル/kg、それ以外の肉・野菜等が500ベクレル/kg以下です。
グリーンコープではこれまで通り10ベクレル/kg以下を基準としています。
引き続き調査を行っていきます。」
http://www.greencoop.or.jp/news/gnn/201108/20110830-3/

エフコープの取り組み「残留放射能暫定自主基準」
(前略)そこでつくられたのが「エフコープ残留放射能暫定自主基準」であり、この基準は食品の摂取量に応じて放射能の基準が決められています。たとえば、香辛料(塩・こしょう等)などごく少量しか使わないものは、体内に入る量も少ないので、危険は小さく、ややゆるやかな基準(100ベクレル以下)を、逆にお米や野菜など量を多くとるものについては、厳しい基準(6ベクレル以下)を設定しています。また、放射能の影響を受けやすい乳幼児が飲む粉ミルク類には、3ベクレル以下という最も厳しい基準が設けられています。
http://www.fcoop.or.jp/goods/kijun/zanryu.html

エフは食べて応援だと思ってたよ意外。すまん、ツイッターで違う情報流しちまった。どちらも食べて応戦する気はないらしい。(エフの所属する全国生活協同組合連合は「食べて応援だ」というツイを見てしまったためまともに調べていなかった。しかし、ここに書かれている基準がきちんと守られているかどうか、監視していくことは大事だ。)
この際どっちも入会するのも手かもしれない。スーパーで戦々恐々しながら買うのもストレスがたまると思う。うちは父親が認知症なんで、個別配達にして、毎回200円のところ、半額の100円の配達量をエフに払ってます。

勿論地場産のもの扱うスーパーがお薦めなのだが。わが家(北九州市小倉南区某所)の近所では野菜はスワンマートリエゾン地場産のものが分かるので、お薦めです。肉は正直いって全く分かりません。リエゾンが旨いし産地表示も信頼できるかと思います。この二つは放射線なぞは計測してないはずなので、あくまでも私個人の信頼度の目安でしかないことをご承知おきください。

このくらい学校給食も、敏感に動いて欲しいもんですが。

2011年8月30日火曜日

福岡市荒木議員主催、学習会の話

8/28(日)福岡市市役所内にて荒木議員主催で、ガレキ問題の学習会がありました。
ゴミ問題に長年とりくんでおられる、片山純子さんのお話もありました。

しかし

東日本大震災ガレキの情報としては新しい物は余りなかったです。これからガレキ問題に取り組む、と言った感じです。

学習会で得た情報として敢えて言うと、福岡県で北九州市以外のところも「まだ油断しない方がいい」ということです。県の市町村の情報と言うのはあくまでも、ぼんやりとしたものでしかないようです。

2011年8月25日木曜日

米ガンダーセン博士、ガレキ拡散に警鐘

http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/08/blog-post_24.html

英語ききとれないので訳見ただけですけど。
ガレキの広域拡散に反対することはこういう理由です。

引用します
(前略)日本政府は、放射能に汚染された瓦礫を焼却することを認めようとしています。キロ当たりの線量が8,000ベクレル以下であれば燃やしてもいいというのです。これは1kg当たりの崩壊数が毎秒8,000個ということです。それを焼却することを日本政府は許可しようとしています。アメリカであれば、放射性廃棄物として処分して何千年も地中に埋めなければならないレベルです。にもかかわらず、8,000ベクレルを超えなければ燃やしていいというのです。

それだけではありません。もっと心配なことがあります。放射能に汚染した瓦礫をほかの瓦礫と混ぜることを認めようとしている点です。たとえば1つのサンプルが24,000ベクレルだとしても、ほかの2つがまったく汚染されていなければ、全部足して3で割ると平均8,000ベクレルになり、燃やしてもいいことになります。

これを行なえば、深刻な問題が派生してきます。まずひとつは、原発から放出されてすでに地面に落ちた放射性物質を再び空中に拡散させることになります。しかも意図的に。周辺地域の学校や校庭ですでに除染が済んでいたとしても、瓦礫を焼却すれば再びセシウムが降ってきます。汚染された瓦礫を燃やす地域は、今現在は汚染がない状態、または汚染が少ない状態であっても、燃やすことで再び汚染され、線量が高くなるでしょう。

瓦礫の焼却によって生じる放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではありません。もちろん太平洋を越えてアメリカの北西部にも届きます。汚染された瓦礫の焼却を認めたら、福島の事故をあらためて再現するようなものです。地面に落ちたばかりの汚染物質をもう一度空中に舞い上げるわけですから。

また、福島から比較的離れた地域でも、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているというデータがあります。これまでは福島の原発そのものに注目が集まっていましたが、今や遠くはなれた川が汚染されて、それが海の汚染につながっています。



EX-SKFさん無断でごめんなさい。。。

追記
博士は、若干間違いと言うか認識が違っています。燃やした後の通常の埋め立てでよい基準が、8000ベクレルです。炉の性能が良ければ、数値がどんなに高くても基本燃やしていいといっているのです。博士の思っているよりも、政府がやろうとしているのはもっと危険なことなのです

【北九州市】がれき受入れ進捗状況を議員に問合せ

北九州市の党派「ハートフル」元気もりもり森浩明議員にがれき受入れの進捗状況を聞いてみた。理由は、6月の定例会でがれき受入れ積極的な発言をしていたため。「ハートフル」は北九州市議会内の与党。きっと知ってるだろうと思い電話。

と思ったら奥さんが出た。後ほど折り返しお電話いただいた
「こちらから受け入れるとは北九州市は言っておりません。具体的な進み具合は私もわかりません。本日時間をとって、北九州市の担当部署の、循環社会推進課の課長と会って話を聞いてきます。」ということで、聞いてきていただきました。以下その内容。
------------------------------------------------------------------------------------
・現状では受入れの手続きに入っていない。
・8/11のガイドライン8000ベクレルについて、搬出側がきちんと測定してくれなくては受け入れられない。
・市民の不安の声もあることから、厳密に放射性物質を測定してからでなければ受入れはしない。
・あくまでも鉄の街のつながりであって、広域処理というよりは、釜石市との連携のなかで出た話。
・釜石市の処理計画がどうなっているかによって、変わってくる。
・釜石市は現在3万8000トンまで処理しており、まだその10倍ものガレキが残っている。処理し終えるまでには4年ほどかかる見通し。
・「災害廃棄物処理事業(施行)」が9月末日までなので、それまでのお手伝いになるのではないか。釜石市内で処理することになるのではないかと考えている。
・釜石市も、今の所、釜石市内で行おうとしている。釜石市次第。

ということからみて、北九州市から積極的に受入れはない、ということ

市民の不安の声があるので、HPに経過をきちんと掲載するとか、あるいは記者会見を開くとか、報道資料を作るとか、していいのではないかと伝えたが、課ではどうしようもないが、一応上には伝える、という答えだった。
------------------------------------------------------------------------------------
ということを森議員から説明を受けました。ふむ・・・やはり突っ込んだ内容になってる。釜石市について調査不足のわらびの会は、非常にためになった。6月の定例会のリーフレット見ちゃうと、ガンガンにモリモリとガレキを受け入れるつもりなのかと思っていましたよ、森議員。

釜石市-災害廃棄物処理事業(施行)
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/6,17311,29,443,html
コレで見ても日付書いてないんだけどな・・・どこにあるのか。

森議員には「8000ベクレルという数字には到底納得できない、震災前の基準を守って欲しい。また埋め立てするとなると、例え数値が低くとも、海岸に埋め立てでは放射性物質が流出するのではないかと恐れている。健康被害が心配だ。北九州市は福岡市と連携して観光客を誘致しようとしている、諸外国がこのことを知ったら、まず間違いなく観光客など来ない。水ビジネスも然りで、イメージダウンにしたら、誰も水ビジネスなど見向きもしない。よって反対」と伝えておいた。


<まとめ>

とりあえず、今の所釜石市のガレキを直ちに受け入れることはなさそうです。
但し、釜石市の要請があった場合は受け入れるということです。

(でもこれ聞いて、釜石市(に限らず震災を受けた地域)が相当な状況に置かれていることは、とても分かって辛かったです。)

【福岡県】廃棄物対策課に電凸

環境省が8/11に都道府県に向けて出した通達
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドラインについて」
http://www.jwma-tokyo.or.jp/asp/info/html/pdf/20110815_01_notification_guideline.pdf
(↑環境省のHPで見つけられない・・・。どなたか教えてください)
(具体的内容はhttp://www.env.go.jp/jishin/attach/memo20110811_shori.pdf

これについて問い合わせてみた。

この文書は、震災をうけた県を除いた都道府県に発せられたものなので、県がどのような対策をとったか、指導したかについてたずねることにした。

廃棄物対策課092-643-3363 ノグチ様

Q:県が各自治体の指導に関わっているのか?
A:県としては、こういう文書が来ると、文書に書いてあるとおり、各自治体に通達することになっている。指導はできないし、してない。この文書は、万一受け入れるところがあった場合には、宜しくお願いします、という文書。

Q:震災ガレキは燃やしなさいというのが環境省の指導のようだが、放射能で汚染されていることがかなり確認されている。燃やすと焼却灰に濃縮され埋め立てにも苦労するし、大気にも汚染が出る可能性が高い。このような状況下で受け入れる自治体は、福岡県下にあるのか?
A:そもそも、焼却炉自体が、燃やせるように出来てない所が殆どで、しかも塩をかぶっていることから、殆どの自治体にそういう施設が無いので、受入れ能力が無いはず。それに放射性物質に汚染されたものとなると、東京電力が主体になって受け入れないといけないはずで、東京電力管内であるとか、東北のなかでとか、そういう風にならないとおかしい。

Q:福岡市はどうか?
A:福岡市に受入れ能力は無いので、受け入れる話はそもそも出てないと思う。今も同じだと思う。豊前市が一時期受け入れるという表明を議会で出したようだが、豊前市は瀬戸内海、運ぶ船は太平洋からなので、運搬の都合上接岸がしづらい、大量の運搬が難しい。それで下火になっているようだ。

Q:県で受入れを表明しているのは?
A:60市町村で検討しているのは北九州市のみ。北九州市も新日鉄との関係で釜石市と連携使用という話なだけで、釜石市以外は受け入れないのではないだろうか。とにかく、他の59の市町村は受け入れるという話は今の所無い。塩のせいで炉が傷むし、家庭ごみ専用の所ばかりだから、ガレキ受入れは難しい。

Q:県の方から受け入れ表明というのは出来るのか?
A:県の方から、受入れをします、とも受入れしません、とも表明することはできない。これは市町村の問題になってしまうので。

どこで聞いたか忘れたのですが、
環境省も、西日本で、ではなくて、東北方面で処理しようとしてるみたいですけどね、運搬の都合上で」と担当者さんは言ってました。


電凸問合せ以上です。

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<まとめ>
一番受け入れる可能性が高いのは北九州市です。
福岡県の他の市町村は、津波のガレキの場合は、塩をかぶっていて炉が傷む・ガレキを燃やせるような炉ではないので受入れ能力が無いはずです
豊前市は、ガレキ運搬の都合上、無理っぽい感じで立ち消えになりそうな気配です。
東北・北海道で震災被害を殆ど受けてない所が狙われています。

北九州市の動きに注意。かつ、他の市町村も、気を抜かないようにしてください。

【北九州市】8/23千葉県流山市の焼却灰について光和精鉱に問合せ

光和精鉱九州営業所0938722100に電話
総務トツカ様より回答を頂きました。

Q:受け入れた飛灰のうち5.2%が千葉流山市の分ということであるが、残りの飛灰はどこの飛灰か?
A:北九州市、北九州市以外の分も受け入れている。汚染されているという環境省の指定地域1都14県 のうち、浜松市も受け入れているが、毎回というわけではない。

Q:光和精鉱さん向けに飛灰を流山市で分類しているということはないか
A:わざわざ分けてくるということは無い、と思う

Q:0.2μSvという数値について、毎回このような数値が出ているのか
A:今回大きく出たところが0.2μSv。あくまでも高い所の数値。

Q:6月は126ベクレル平均だが、5月は未検出となっているが、受入れにばらつきがあるため?
A:そうかもしれないが、よく分からない。高い所が126ベクレルとかそういう数値になっている。ベクレルに関しては当社では計測できないので、依頼して計測した分。

Q:全量保管と言うのは何を全量保管?
A:処理途中の残渣を全量保管。

Q:流山市に全量保管分は返すことになるのか
A:当社では、埋め立ては出来ないので、北九州市と流山市とで協議後、クリアランスレベルの100ベクレルも超えた分に関しては、返却になるのではないかと考えている。

Q:全量保管していたのはなぜ?
A:3月から6月まで設備が休止していたため。

Q:処理途中の残渣しかないということは、その前までの工程で、かなり放射能が流出しているのでは
A:どの程度まで流出しているかわからない。

Q:塩化揮発システムの工程の図を見ていると排煙もあるのだが
A:排煙は、燃焼工程で、燃焼工程が設備休止中で、そこから先の塩化揮発までは工程がすすんでいない。残渣は、燃焼工程前のもの。

Q:100ベクレルを超えてない残渣もあるということだが、とにかく、100ベクレルという数字だけはなんとか死守してもらいたい。
A:当社でも100ベクレルを超えるとリサイクルは出来ないし埋め立ては当社では出来ないので、この数値を超えて何かすることはないと思う。

電話以上です。


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同日、他の方も電凸していたとのこと、許諾を得て、転載いたします。


担当者:トツカ様(総務)
■流山市とは従来(平成19年)から契約していた。
■3.11~6.13までの受け入れ物は全量保管し、処理していない。
■上記保管分をガイガーカウンターで計測した結果、最大で0.2μSv/ hだったが、
専門機関に依頼して再度確認しており、結果については北九州市に報告する。
■結果がどうなるかは不明だが、受入れヒバイを処理して出来た製品の検査を
どうするかも北九州市との相談後に決まる。
■他の環境省指定の1都14県内では浜松市とも契約している。
■ヒバイについては、受入れ側でなく、排出側が数値をチェックする事になっている。
3.11以降のは処理せず全量保管していたのは驚きました。

ですが、実際には金属の抽出リサイクルの工程は行われていたようです。
で、6月になって慌てて残渣分や工程途中を計測したところ、0.2マイクロSv/hだった
との事でした。
これが分かってからは、残渣も含めて保管中で、市同士の協議も必要ですが、
流山市へ返却する予定との事でした。

以下、電凸結果のポイントを列挙します。
■金属リサイクル品に対する基準は、100ベクレル/kg
■今までは受入れ時の放射線チェックはせずだったが、今後は発生元にも検査を
依頼すると同時に、自社でも検査を行う。ただし、結果はHP等では発表しないとの事。
■発表しないと住民にとっては不安ですが?と聞くも、基準を超えた場合は、市に報告する
との事。
■処理対象品に8000ベクレル/kgの放射性物質が仮に含まれていたとして、
これを処理するなかで、工程、リサイクル品、外部へ放射能が放出される可能性は?
回答⇒わかりません。現状としては工程を検査しても、0.2マイクロSv/hもしくは不検出です。

と、こんな回答でした。噂になっている外部への放出については、確認出来ずでした。
処理する上での外部への放射能放出を住民に発表しないという点が納得できません。

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貴重な情報です。確かに外部への放射能放出はどうなっているのか、全く分かりません。ただ、排煙には混じっていない、ということです。ならば海はどうなのか。これも分からないと回答されたおぼろげな記憶が(私の電話で、です)。

基準を超えていないものは公表する義務はないということのようです。でもダイオキシンに関しては、市に公表していることは環境建設委員会に出た議員さんからの情報で分かっています。
現在の様々な公害に関する法律は、放射性物質を想定していないため、今回のような事態に法律そのものが対応できないのではないかと考えています。もし想定しているのであれば、原子力規制法は、環境省の所轄になるはずではありませんか・・・
現在メールで、「公害防止協定を結んでいれば公表させることができる可能性がある」とのご指摘を受けています。近日中にこれも調べたいと思います。

2011年8月24日水曜日

【北九州市】8/24千葉県流山市の焼却灰ニュース

今朝朝日新聞の朝刊(北九州版)に、掲載されていたニュースです。

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流山市の焼却灰 返却を含め指導-北九州市、セシウム問題
千葉県流山市の清掃工場の焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、この工場の灰をリサイクル原料として受け入れていた北九州市の産業廃棄物処理会社「光和精鉱」(戸畑区)が処理後の灰をさらに調べたところ、最大1キロあたり460ベクレルの放射性セシウムが検出された。
前回調査の1.3倍超で、市は23日、さらなる調査と、処理後の灰が製鉄会社などに引き取られなかった場合は流山市に返却するよう同社に指導した、と発表した。処理後の灰は袋詰めされて同社に保管されているが、市は「市民生活に影響は無い」としている。
2011年8月24日朝日新聞 朝刊 北九州版より
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増えてる。以前は最大344ベクレル。昨日電話したときは、総務まで話が行ってなかったのか、報道するまで待てといわれたからか。調査中とすら言わなかった。ちょっとひどいわよ、光和精鉱さん。
市民生活に影響が出るほどのレベルでない、というけれど、では市民生活に影響の出るレベルとはいったいどういう数値なのだろう?
確かに大元の千葉県流山市の方が大変な事態になっているはずだ。これだけ家庭ごみが汚染されていたのだから、当然二次汚染もしているだろうし、汚泥の問題、農地の汚染、考えただけで気が狂いそうな話だ。
でも、だからといって、受け入れていいとか、この問題を放置していいということにはならない。総量でいくらになるのか計算方法を知らないので、
(単純に1キロ100ベクレルだとしたら、1トンは100×10^3ベクレルという総量になるのだろうか?)
私は計算できないのだが、総量で行くとどうなるか、専門家なら分かるはずだ。受け入れた量も記載があるし、汚染推定平均1キロあたり1万ベクレル(低め)ということに仮定して、計算すればいいだけの話。何故やらないんだろう・・・?


こんな市政に疑問を持ったあなたは「北九州市長への手紙」を書きましょう。市長は必ず目を通すそうです。市職員も太鼓判を押す、市長への手紙。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/shisei/menu05_0045.html
返事は内容により最悪2~3ヶ月かかる場合もあるそうです。市長が返事をするとは限らない、むしろ返事しない確立が高いです。しかし担当の市職員が調べて必ず返事を書くとの事(マニフェストだそうです)。このページに記載の注意事項を守れば答えはもらえます。
さあ、あなたも、今すぐお手紙を!

ちなみに会長はまだ書いたこと無いです。文章練るのに多分2日かかるトロクサイ会長です。電話した方が早いものは電話してます・・・

8/27放映NHK総合で放射性ガレキ・汚泥の意見募集!

http://cgi2.nhk.or.jp/fukayomi/goiken/form2.cgi?cid=19&pid=2371

にアクセスして、放射性ガレキ・汚泥の意見を投稿することができます。
わらびの会会長も、投稿今からします。

投稿しました。ツイッター名アンソニーで投稿しております。こんな感じに出てました。
皆さんもドンドン公共放送のNHK様に投稿しましょう!


【福岡市】教育委員会・学校給食問合せ電凸

九州人様からの電凸問合せ情報です。

************************
8/23汚染牛の給食使用で福岡市教育委員会に電話しました。
「足りない分を補ったのが今回の牛。(汚染牛は国からの報告に準じている、他にも栃木県産の牛を使用しているかも?)」
「基本地産地消だが、7万人分の食材を調達しないといけない。」
「食材の調達は気をつけているが、6月まで細かい指定はなかった。」

産地確認した分
「☆主に九州:牛・鶏・豚・葉物/野菜(根菜類はなるべく北海道方面で)」
「乳製品:永利牛乳・メグミルク(九州工場)牛乳は工場付近の物を使っている」
「魚は冷凍で加工したフライとか海外が多いノルウェー等。国産だとイリコなど」。
「不明:ヨーグルト(業者の入札により決まるので不明)」
「加工食品・ウィンナーなど不明」
※北九州市のナンの件を伝え工場にも配慮願う。
「お米は福岡」
「牛と違い豚や鶏は稲藁を食ず、海外飼料なので産地はそこまで細かく指定なし。」

*私感*
福岡市の教育委員会はそこまで無関心では無いと思う。公にはしないが食べて応援はしない様。ただ給食の仕組み公社など複数絡み販路が複雑。牛も然り。兵庫でと蓄された牛が福岡市に。豚や鶏に関してもトレーサビリティが無いため業者任せ。これから魚などの不安や偽装の不安も。これから産地情報の開示と検査を求めた。※検査機器は福岡市には無いそうで被災地や関東優先で後には導入を希望しました。

保護者の方は自分で確認し要望を伝えて欲しい。

************************
以上です。情報、有難うございました。

電凸マニュアル(災害廃棄物版)

マニュアルのベース作成者は九州人様です。随分前に頂いていたものですが、まだまだ広域処理の問題が終わっていないことを考え、九州人様の了承を得て掲載させていただけることになりました。有難うございます。

----------電凸マニュアル(災害廃棄物版)-----------

このマニュアルは災害廃棄物広域処理問題で電凸する際に『何を聞いたら良いの?』の参考に、役所と電凸する側がスムーズに対話出来る様に考えました。
役所は公的機関ですが、仕事とは言え電凸で相手の時間を割いている認識は必要です。

該当部署がわからなくても、役所の代表にかければ『災害廃棄物について』と言えば該当部署に回してくれます。もしくは各自治体のホームページのゴミの所から該当部署を探せます。

●事前にホームページ等にて情報収集。
事前に処理する施設の場所を確認し(周りに農地や子供の施設が無いかなど)、施設の処理方法(※)を確認しておくと更に突っ込んだ質問が出来ます。埋め立てなら処分場の情報も予め調べておくといいでしょう。※フィルターの種類や処理方法/埋め立てなら埋め立ての汚染対処方法/リサイクルなら除染方法 等。
●お昼時間(11時45分~13時位)はなるべく避ける。17時前には終わらせるよう、4時までには電話。
●相手の立場や意見も尊重しつつ反対意見を伝える。たまに本音を言ってくれます。
●部署・名前は必ず確認。


-----------<具体的問合せ例>-------------
①被災地域の瓦礫の受け入れは行うのか?
ここで受け入れ検討は県や国から4月にアンケートで処理能力を聞かれただけで
「何も決まってない」と言われる可能性が高いです。何も決まっていないと答えられたら
「もし、受け入れるとしたら」をつけて、駄目もとで以下の質問をしてみましょう。

②受け入れる予定のゴミは家庭ゴミか震災ガレキかそれとも汚泥か?
③受け入れる地域は?
④受け入れ量は?
⑤受け入れる予定の処分場もしくは焼却場は?
⑥運搬方法は?
⑦クリアランスレベル内で行う予定か?(※震災前は年間0.01ミリシーベルト。)
⑧作業員の安全性は確保できているか?
(ガイガーカウンターを持っているかどうかなど)
⑨受け入れ前に被災地および受け入れ自治体で線量チェックはするのか?
⑩住民への説明会および公表はどのように行われるか?
(無い場合は、住民説明は無くその組合内で決定される可能性あり)
⑪万一、処理した後に、国の基準値を超えた時の処理方法については?
⑫最後に必ず反対である旨伝える。
<⑪まで答えてくれる自治体は話が進展している可能性あり。>
★あとはアレンジです★
以下は個人的に、皆さんの電凸に盛り込んで欲しい内容ですが、
被災地域の支援妨害ではない、瓦礫では無く被災者を受け入れて欲しい旨を伝える。
●環境省の現在の、震災前のクリアランスレベルからどんどんかけ離れた数値で、本当に受け入れ側の住民の安全が守れるのか。
●瓦礫の受け入れは自治体の長が決定権があり責任もまたあるが、必ず住民の理解を得てからにして欲しい。


その後も、話が進展していないか時々電凸確認するように気をつける。
----------電凸マニュアル(災害廃棄物版)ここまで-----------

電話した経験のない方でも、ここまであれば、かなり自分でも出来そうな気がしませんでしょうか?自治体の窓口でも、実は電話の数をちゃんとカウントしていて、その数によってどうするか考えている様子なのです。ですから、もし少しでも疑問に思うことがあれば、恐れず、電凸してみてください。

嫌がらせなどにはなりません。行政への質問は当然の権利なのですから。

2011年8月23日火曜日

【北九州市】学校給食問合せ中

できない、困って→問題解決
技術コンサルタント:中村 友一・日々の雑多な事
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/

の中村様と、共同で、北九州市での学校給食についての問合せをすることになりました。
現在、メールが北九州市立の小中学校に届いているはずです。

内容に関しては、凡そ私が電話で問い合わせた内容です。

以前、中村様のブログの内容について問い合わせた際に
こちらもブログをやっていることをお伝えしました。
その後学校給食の電話問合せをアップした際、中村様より連絡があり、
学校給食については、まだ問い合わせていないということでした。
お子さんもいらっしゃるとのこと、協力できる部分で協力したいと思い
共同での問合せという形になりました。

新しい情報が届き次第、ブログにアップします。

2011年8月22日月曜日

セミナー等参加による気づかれ・・・

えー、この問題、なかなか皆さん気づいてもらえず、それはそうですよね、今は一刻も早く原発を止めなくては、という意見が多いわけですから。18日には戸畑の高齢社会をテーマにした北九州市長とのふれあいトークに参加、20、21日は年配の方々とご一緒に原発および震災のセミナー等受けまして、そのなかでガレキの汚染について触れている人は皆無でした。自然エネルギーなどはTVでもやりますから、気づいているでしょうけど、この問題は現実世界ではなかなか気づいてもらえない、振り向いてもらえない、そんな寂しい乙女心状態だったりします。ネットご利用の皆さんには気づいている方が多いのですが・・・。そんな圧倒的少数のなかでも、わらびの会1人ヨチヨチ歩きでやってます、それなりに。よちよちですから、アレコレ分からないことだらけ。もっと前からダイオキシン問題なんて知っておけば良かったと後悔してます。そんな感じの、これは完全なる会長の愚痴であります。わらびの会会長は、原発反対だけど、反対でも推進でも、この問題は、食品の汚染と同じく、皆等しく汚染される可能性がありますので、是非わらびの会に同情をよせてくれた方、この問題を広めるべく、環境省の横暴をソフトに、教えてあげて欲しいと思うのですね。お願いしますね。愚痴なんですけど、最後お願いしちゃいました。余計ですか、この記事?

【北九州市】千葉県流山市の焼却灰と光和精鉱の処理システム

ご指摘を受けました。
とにかく、リサイクルした残渣物にしても、もとの焼却灰2.8万→126ベクレルでは数値が低すぎるというのです。

ご教授いただいた方の意見として、何故残渣物の放射性数値が低く出たか、可能性としては、

1他の溶解飛灰と混ざって処理していたという可能性。
2一度千葉流山市で、秋田向けのものと、北九州市向けのものと分けられている可能性。

この2つが考えられるということです。

色々記事を調べたのですが、やはり詳細分からず。

秋田は埋め立てです。
セシウム含む灰、本県に 千葉から運搬、基準の3・5倍
千葉県流山市のごみ焼却施設で排出され、大館市にある民間の廃棄物処理場で処理される予定の焼却灰に、 基準の約3・5倍の放射性セシウムが含まれていたことが11日、分かった。県は詳しい経緯の調査に乗り出した。
県環境整備課によると、1キロ当たり2万8100ベクレルの放射性物質が検出された焼却灰が9日、流山市の施設から30トン排出された。11日午後11時半現在、10トンは貨物列車でJR大館駅まで運ばれ、20トンは秋田市内の操車場にある。大館市のDOWAグループのエコシステム秋田で薬剤による固化処理をした後、小坂町のグリーンフィル小坂で埋め立て処理する予定。
また、グリーンフィル小坂には震災後、流山市の同じ施設から運ばれた焼却灰が埋め立てられた可能性があり、県が量や放射性物質の有無を調べる予定。
秋田魁新報社 (2011/07/12 10:15 更新)

DOWAエコシステムグループのなかに、北九州市の「光和精鉱」があるのですが。
http://www.dowa-eco.co.jp/corp/location/domestic/waste.html
この件と関係あるのか無いのか。同グループなので、扱っていたという可能性はあります。震災前からということです。ですから、ひょっとして、埋め立て用と、リサイクル用と分けられていた可能性もあります。そういうことが出来るのかどうかわかりませんが。
光和精鉱は、「山元還元」というシステムを採用し、リサイクル処理しているのです。山元還元というのは、ものすごく分かりやすく言うと、ゴミからレアメタル・レアアースを取り出すシステム。

光和精鉱のHPの図。山元還元とあります。
http://www.kowa-seiko.co.jp/business/index.html
山元還元と関連して三池精錬株式会社(福岡県大牟田市)も例示。グレーの図が山元還元
http://www.fujisawa-eco.co.jp/html/recycle/miike.html
複雑怪奇な工程を経て、レアメタル・レアアースを取り出しています。

ダメ押しで、千葉の流山市クリーンセンター概要
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/risaikuru/cleancenter/shisetsu-gaiyou/gaiyou-top.htm
分けられているかどうか、これではわかりませんでした。

いずれにせよ、問い合わせないと分からないことなので、近日中に千葉県流山市に問合せて見ようと思います。

2011年8月20日土曜日

【北九州市】釜石市のがれき受入れ問合せ

北九州市環境局循環社会推進課に電話

Q:釜石市から震災廃棄物を受け入れるという話はどうなっているか
A:まだ何も決まっていない。釜石市には現在職員を派遣し、現地でガレキの処理の計画作りをお手伝いしているところ。あくまでも現地での処理です。

Q:環境省が出した指針だとバグフィルターのついた焼却施設なら燃やしてもいいということだが、バグフィルターのついた施設は北九州市にはどこにあるか
A:市内の施設だと、新門司・日明・皇后崎の3つです。

Q:受け入れる前には、何らかの発表はあるのか。今回光和精鉱は民間だが、あのようなことになってからでは困る。
A:決める前には放射線量をきちんと測る。

ここで聞き損ねているのが、埋め立て処分場。多分、決まってないの一点張りだったので、聞き損ねたのだと思う。北九州市で持っている埋め立て処分場は、若松。ひょっとして、ツイッター他で問題になっているのは、この処分場のことなのだろうか?
2最終処分場

この中で述べられている、新門司南処分場も気になる。まだ計画中ということなのか頭が回らないので、またこの次。

【北九州市】千葉県流山市の焼却灰について再び!の問合せ

8/16北九州市環境局循環社会推進課に電話(担当者タテイシ様)

Q:28100ベクレルの溶解飛灰が持ち込まれ、処理された残渣物がたったの126ベクレルというのは、北九州市でリサイクルされたり海に放出されたりして、それだけの放射能が消えてなくなったということか?
A:7/12日に報道があったとおり、その時点で(焼却灰)2.8万ベクレルである。家庭ごみの焼却灰を光和精鉱が受入れしていたが、剪定枝や枯れ草等が入っていたため数値が高かったと思われる。

Q:報道発表用資料によれば、5月の数値が未検出となっているのは、基準値より下ということか。下ならば具体的数値を示して欲しい。
A:測った計器が数値が低かったため計測できなかったということです。

Q:計器の測れる数値はいくらまでか
A:それは外に頼んだので、ここでは分かりません。


8/18千葉県流山市に電話(担当:オカダ様)。北九州市民と説明してから。

Q:溶解飛灰の放射能測定データが、7/5と8/2しかないが、それ以前のデータは無いのか?
A:H23/6/28に国(環境省)より指示があって初めて調査したのが7/5日で、それ以前のデータはない

Q:6月の北九州市でのリサイクル処理後の残渣物のデータが、平均して126ベクレルもあって、6月はどうなっていたのかが知りたい。ずっと光和精鉱という民間会社と契約していたということなので。
A:6月の上旬から下旬は、施設のオーバーホールのため、運転を止めていた。その後は、北九州市には搬出していないので、6月上旬までのものが搬出されているはず。昨年平成22年度は423.49tを北九州に、802tを秋田に搬出し、処分してもらっている。

Q:剪定ゴミなどを減らしたら、測定の数値が下がったということはあるか
A:他の市町村さんでは、あるみたいだが、・・・どうですかね

電話は以上。


結局、北九州市でどれだけ放射性物質が放出&リサイクルされたか分からないまま。剪定ゴミが高い数値をはじき出したという北九州市職員の話もあながちウソというわけでもないかもしれないが、結果を出す前に、もう少し、大元の千葉県流山市の処理施設について引き続き、今後も調べてみたいと思う。
少なくともこの事実はもっと色々な人に知って欲しいのだが。なかなか皆ピンと来ていない。ダイオキシンと同じくらい真剣になって欲しいと思う、これは何十年何百年何万年と続く大変なことなのだから。

【北九州市】学校給食について電話問合せ

8/16北九州市教育委員会・学校保険課0395822381に電話。

Q:放射能汚染されているかどうか食材の調査は行っているか?
A:市中に流通しているものは安全との認識に立っているが、地産地消の方針に基づき、市内・近隣産のものを中心に食材に使っている。青果については産地表示をしている。

Q:それはどこで見ることができるか?
A:保護者宛に給食についてのお便りを配っている。また「財団法人 北九州市学校給食協会」のHPにも記載がある。

Q:青果以外の、肉・牛乳・卵等についても産地表示して欲しい。全てのものの産地表示をお願いしたい。
A:ご要望としては、承りました。

その後財団法人北九州学校給食協会のHPを探して調べたのだが、産地表示なんて見当たらないと思っていたら、「給食だより」の2P目にあった・・・。1Pしか見ていなかったのだ、迂闊だった。
http://k-kyushoku.jp/tayori/index.html
九州以外の他県のものもチラホラ。
姉にこの話をしたところ、「確かに、牛乳気になる」「牛乳は実質強制で、本人が大嫌いだから、どうか飲ませないでくれと、以前担任の教員に何度も掛け合ったが、医者の診断書が無いと駄目だと言われて・・・」という。コレは問題だ。産地もわからないのに、拒否できないのでは、知らない間に放射能の内部被曝をしてしまう可能性があるではないか。


8/17に再び電話。
最初は北九州市教育委員会指導二課。
Q:学校給食は強制的に食べさせているということだが
A:アレルギーがある場合は食べさせないように指導している、アレルギーが無い場合は学校の方針による

Q:つまりアレルギーが無いが、食べたくないあるいは嫌いな食材があるという場合は、学校とかけあうしかないということか?

ここでまた、北九州市教育委員会学校保険課・中学校学校給食担当者に回される。

Q:学校給食で、強制的に嫌いなものを食べさせているというのは本当か
A:その日の体調・食べる量は人それぞれ違い、好き嫌いをもって、強制的に食べさせて良いというものではない。

Q:食べられないという診断書がないと、学校では食べさせることになっていると聞いたが
A:診断書があった場合は勿論食べさせないようにしているはずだが、学校の指導が行きすぎなのかも知れない。学校によってやり方は違うので。ただ、こちらとしては無理に飲ませるという指導はしていない。

Q:放射能汚染されているかどうか分からない食品でも食べなければいけないのか。産地表示は青果だけだから、非常に不安だという声もある。
A:その件については学校側と、よく話し合ってください。

Q:では嫌いなものを強制して食べさせるような指導をやめるよう、そちらから言うことはできないのか。
A:○○中学校に、連絡して、伝えては見ます。


基本的に給食については、北九州市教育委員会は学校とかけあえ、ということである。
放射能汚染の問題が浮上している今、そのように、学校単位で掛け合うことはどうなのだろう?市として方針を打ち出すべきだと思うのだが。市中に出回っているものは安心である、という思い込みをなんとかしなければならない。現在は、米・肉・野菜の暫定基準500ベクレル/kgという異常事態。おそらく農水省のこの基準を全く問題視していないからなのだろう。この問題も、米の収穫期には、いずれ大きな問題になってくるのは間違いない・・・。

北海道でも放射能汚染廃棄物の処分反対署名!

北海道でも放射性汚染廃棄物を処分反対署名が開始!

署名締め切りは9/15だそうです。
こちら、福岡県のわらびの会(現在1人)も、応援します。
自筆署名を集めてみることにします。

2011年8月15日月曜日

署名案一旦クリアしました

署名案について、時間がかかりそうな問題なので、一旦全て削除しました。
まとまったらUPします。今の段階で転用されると問題がおこりそうなので。
やはり問題なのは、被災地差別だという声。そのように受け取られてしまうようです。

清掃施設組合は議員の報酬二重取りシステム

清掃施設組合とはいかなるものなのかと思い、調べています。現在分かった所まで。

アエラに記載のあった、筑紫野市小郡基山清掃施設組合「クリーンヒル宝満」について、次のサイトに詳細が載っています。
http://tosumiyaki.exblog.jp/11934853/
ここで問題になっているのは、議員報酬のことですが、サイトに書いてある内容ですと、清掃施設組合というのも、地方公共団体といって、地方自治法に定められている立派な議会をもっております(地方自治法284条~293条、第三編特別地方公共団体、第三章地方公共団体の組合)。でも、こんなおいしい話はないですよね。普通地方公共団体議員としての報酬を貰いつつ、特別地方公共団体の議員としても報酬を貰う。議員報酬が二重取りなんですからねえ・・・。筑紫野市、小郡市、基山町の皆さん、こんな酷い話になってるってご存知でしたか?宝満山は宝です!(筆者の独断意見)放射能汚染されたゴミを、こんな議員たちの意見を鵜呑みにして受け入れてはなりません!

さて豊前市外二町清掃施設組合ですが、こちらに規約があります。
http://www.town.koge.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/r2230400001.html
第一章第5条の2に、「組合の議会の議員の定数は15人とする、組合議員は組織市長の議会において、その市長の議会の議員のうちから、次に揚げる人員を選出する。豊前市7人、吉富町4人、上毛町4人」とあることから、清掃施設組合の議員は、市議会議員の中から選出されるわけです。
しかし議員報酬のことが記載されていないのですが・・・。
第一章第12条に、「この規約に定めるものの他、すべて地方自治法中「市に関する規定」を準用する」とあり、続いて第一章12条2に「その他の規定等については「豊前市条例」を準用する。」とあることから、議員報酬は、豊前市条例にあるのでしょう(しかし豊前市条例がweb上に見つかりません)。
いずれにせよ、こういう地方公共団体というのは市会議員かつ清掃施設組合に選ばれた議員は報酬を二重取りしている疑いが高いわけです。現状いくらか分からないんですけれども。ちょっとずるくないですか?議員さん?その報酬額はちゃんと公開して市民町民の理解を得てますか?震災がれきの受入れ問題は、この件について市民町民の理解を得てからにしてくださいね。頼みますよ・・・。

(8/15/03:26一部修正)

【豊前市】ガレキ受入れ表明した吉富町議会議員のブログと清掃施設組合


「吉冨町のさだお」から、転載。
豊前市議会(17人)は22日、東日本大震災復旧復興支援等推進特別委員会(9人)を設置した。名産「豊前海一粒かき」の種がきが宮城県三陸産という縁から復旧・復興を支援することになった。同特別委は、4月27日の臨時議会で決議した①被災者の積極的受け入れ②がれきなど廃棄物の処理受け入れ③安全安心な新規電力供給源の推進などの具現化を近隣市町などとともに図る。
山本章一郎議長や古川哲也副議長によるとがれき等の搬入が想定される県営宇島港の整備促進なども目指す考え。
市と吉富町、上毛町でつくる豊前市外二町清掃施設組合の議会もがれきや廃棄物の処理を出来るだけ引き受ける決議をしており、21日には1市2町議長が県知事に協力を要請した〔京築版〕
6月23日毎日新聞朝刊

豊前では話を聞いていた。
しかし何時吉富で決まったのか?
ここの組合議会には入って居ないので
何とも言えないが少し性急では?
勿論、下話として環境省が被災地と沖縄を
除く42都道府県に処理を打診しており
30都道府県にある 272の市町村や
一部事務組合が処理を受け入れる意向で
ある事は知ってはいるが問題はそこでは
無い。放射性物質を含んだゴミである事。

難しい科学口座は皆さんに判り難いでの
簡単に説明すると1tの瓦礫やゴミに低レベル
今回の事故の放射性物質が含まれているとする。
環境レベルでは大丈夫の判断仮に100gとして。

焼却すると燃える部分は無くなり残るのは
ゴミカスと放射性物質100g!実は放射性物質
は燃えないのです。(全てではありませんが)
ゴミは20分の1程度のカスになると言われて
ますので最初の1t : 100gに対して50kg : 100g
比率0.01%が0.2%!この高濃度に濃縮された
廃棄物を埋め立てる!との話!

本当に大丈夫なのか?
キッチリと科学データーから解析や専門家の
意見を聞いた上での判断なのだろうか?

しかも焼却時には1割程度は放射性物質が
飛散する可能性もあります。※焼却炉の種類で変る

確かに私は「原発是非!」を議論で出しております。
今も変わりません。ただ原発推進派ではありません。
財源議論に出さないのは卑怯だから言っているだけ。

今回はこれより問題の可能性あります。

私一人で何処まで調べられるか?
判りませんが科学オタクの立場上、無視する訳には
行きません、出来る限り情報収集を行って見ます。
http://ameblo.jp/sadao-yamamoto/entry-10935225178.html

ということらしいです(赤いフォントに変えたのは筆者です)。豊前市吉富町市議でもどうにもならない、清掃組合。この組合という制度が問題の様子。アエラのガレキ受入れ一覧表でも清掃組合とか衛生組合って沢山見ませんでしたか?
ツイッターで教えていただいたんですが、例えば「東京都二十三区清掃一部事務組合」ってのがあるんですけれども。この組織は東京都23区の区議長によって構成されているんですね。23区のある1区にリサイクル施設なりごみ焼却炉なり作るとする。そうすると、1区だけ反対しても22区が賛成なので勝手に作られてしまう。その1区の住民がどんなに反対運動をやっても無駄、というしくみになっているらしいのです。(ひょっとしたら、23区議全員がこのシステムを理解していて、持ち回りでごみ施設を作りやすいようにしているのでは?と私は思います)
つまり、この清掃組合・衛生組合という仕組みは、住民が反対しづらいような仕組みになっている可能性があります。豊前市外二町清掃施設組合のしくみも、同様の可能性があることを匂わせるブログです。

2011年8月13日土曜日

会の現状(署名活動予定中)

会員は、会長である私1名です。ご期待に添えなくて申し訳ないことです。

環境問題・人権問題等色々考えつつ、里山を一人でトロトロ歩くのが好きな会長です。わらびを採るのが今年は楽しみでしたが・・・原発事故。
わらびが今年は放射能が怖くて採れませんでした。来年も採らないと思います。

現状1名ですが、署名活動は、やるよ!(他の人がやるんだったらそちらに合流するかもですが)。
(やっている人が居たら教えてください。ダブルでやると効果薄れます)

署名について
1)北九州市議会向け署名(自筆)
2)福岡県知事あて署名(ネット署名)
の予定です。

署名活動に向けて、現在クリアランスレベルについて格闘中です。
時間をかけて自筆署名を集めてみたいと思います。

【豊前市】に電話問合せ


以前ツイッターでも流したとおりの情報です。

8/4、管理人、豊前市に電凸問い合わせしてみました。
Q:瓦礫受け入れ表明した東松戸市のがれき処分について、今どのような状況か
A:何も決まっていない。宮城県・福岡県の方針も何も決まっていないので。新聞報道の方が先行していて。何も決まっていない(繰り返す)。
Q:日鐵住金建材が瓦礫受け入れるということでしたが、現状はどうなっているか
A:何も決まっていない
Q:受け入れてないということですか
A:ない
Q:もし日鐵住金建材が受け入れ決定したら豊前市はどうするのか
A:いや、受け入れは・・・ちょっとよくわからない。ただ、何も決まってない
Q:宮城の瓦礫も放射能汚染されている可能性があるので、検査して放射能汚染が無いかどうかきちんと確かめて欲しい。汚染されていれば受け入れないで欲しい
A:何も決まってないので。勝手に受け入れることはありませんから


「何も決まってない」そうですが、決まったら動くということなのでは?


関連ニュース

2011/06/21【豊前市】日鉄住金建材、震災がれき受入れ
日鉄住金建材、震災がれき受入れ
日鉄住金建材はこのほど、豊前ニッテックス工場の運動グラウンドを、がれき置き場として開放する方針を固めた。関係行政機関からの要請を受け入れたもので、東北地方、主に仙台市のがれきを受け入れることになりそう。今後、関係機関と詳細を詰める。受け入れが順調に進めば、東北地方のがれきを西日本で処理する仕組みが、一気に進展することとなりそうだ。
日刊産業新聞ネット版より転載
http://www.japanmetal.com/back_number/news/newsidt2011062107.html
2011/6/22【豊前市】吉富町・上毛町がれき受入れ表明
カキの恩 がれき処分
豊前市、吉富町と上毛町が東日本大震災で大量に発生したがれきの焼却と埋却を受け入れる方針を決めたことが21日、分かった。
豊前海(周防灘西部)特産のカキの稚貝を供給している宮城県東松島市に恩返しをしようと、厄介物のがれき処分を豊前市議会が提案した。
宮城県の復興支援を続けている福岡県が後押しする。西日本新聞より

北九州市若松区でも震災がれき焼却?

これについては、ソースがありません。現段階ですと、うわさ、ということになってしまいます。
ツイッター上で流れてきたのを私も目撃しました。
誰がどのようにして入手した情報なのか不明です。

北九州市は、この情報について、唯のうわさだと断言できるなら、はっきり表明すべきです。表明できないならば、これはうわさではなく、事実として皆が認めることになるでしょう。

早急に真相を解明すべきです。

納得できない北九州市の溶解飛灰に対する姿勢

改めて北九州市のHP「千葉県流山市からの溶解飛灰について」を見ています。
千葉県流山市が7月に発表した数値は、焼却灰について1キログラムあたり28100ベクレル。これを流山市で処理して溶解飛灰とした後、北九州市のリサイクル業者が受け入れて金属及び非鉄金属を抽出処理。6月の金属回収後の残さぶつの平均値は1キログラムあたり126ベクレル。
(ちなみに受け入れた数値は、6月は605トンです。)

つまり、どこかの段階で、単純に計算したとしても、1キログラムあたり28100-126=27974ベクレルも失われています。
失われた放射能はどこへ?いつ?


1 千葉県流山市が焼却灰を溶解飛灰に処理した時
2 溶解飛灰を北九州市のリサイクル業者が処理した時


の2回しか考えられないわけです。
2万ベクレルもの放射能が流山市か北九州市に撒き散らされているのです。その場所が特定できない。北九州市のリサイクル業者は、すでに非鉄金属や鉄などの原料として、すでに売却しているのです。それについてはどうなったか、もう分かりません。追跡しないと北九州市は回答しています。なぜなら、リサイクル業者が回答した残さぶつの放射線の数値は、0.2マイクロシーベルト/時だったから。これなら大丈夫でしょう?というわけです。
いやちょっと待ってください。それはあくまでも、処理後の数値ですよね?


しかも
この数値は、同社が通常取り扱っている鉱物と比較して高いものではないとのことでした。」
通常は、そんなに高い数値の放射性物質を扱ってるんですか、光和精鉱さん・・・。
それで納得してしまうんですか、北九州市は。