2011年9月3日土曜日

学校給食について北九州市議に聞いてみた&市長への手紙(メール)

学校給食の問題について、山本まり市議に聞いてみた。
中村氏との共同作成による公開質問状を見せながらの話。
「これでは、学校は動かないと思います。」
(予想通りの返事)

「ただ、内容にある、手弁当についての折衝は、可能でしょう、ただ手順が大事です」
具体的手順としては
1)心配だったら、保護者が学校の担任に話してみる(論争ではなくまず対話)
2)この結果について、同じ学校の他の人にも同じように話して輪を広げる
3)(学校単位で輪が広がったら)手弁当にしてよいかと、担任に話してみる。

山本市議から釘さされたことは次のこと。
・1人2人では無理。ある程度まとまった人数が必要。
・北九州ではまだこの段階にまで達してないので、苦情をいう保護者が少ない。
まずは他の保護者にも問題意識を持ってもらう必要がある。
・担任に話せば、学校としては上に上げざるを得ないので、学校には認識はできる。
・ある程度数が出てくれば、手弁当交渉も可能になるはずだ。
いきなり校長に持ちかける、というのは絶対に×。態度が硬化する。
・市長へのメールは有効かもしれない。
・子供の意思も尊重しなければならないので、その辺の家族の話合いをきちんと。

中村氏のように、夜を徹して家族全員で覚悟も決めて、意見を持って交渉する、そうした行動を皆が取れるわけではないです。また、中村氏のように問題意識を明確に持つ人はハッキリ言うけど、北九州市には、まだいないでしょう。ぼんやり、給食の放射能危ないなあ、怖いなあ、と思っているだけのです。だとすると、中村家だけをなんとかすればいいと、学校、教育委員会は思うでしょう。これでは駄目なのです。もっと広く関心を持ってもらうようにしなければ、北九州市の子どもたちの内部被曝が防げるとは私には思えません。(勿論これは北九州市だけの問題ではないのですが)

確かに給食は便利です。食事を作らなくていいというのは、働いている親にとっては有難いものです。しかしながら、その便利な給食が、子どもたちの命と引き換えになってしまっています。給食なんて本当に簡単なことで変わるはずです。それは、もっとたくさんの人が今の給食の状況をオカシイと意識を持ち担任にかけあう、ただそれだけです。

これを読んでくださっている方は、既に意識の高いかただと思うのです。少しでもそれが増えるよう、不安だ、放射能測定できるものならして欲しいと周りに話したり相談したり、担任に話したりしてみること。ただし今すぐ内部被曝を防ぎたい、というのなら、子供の意思も考えつつ、学校に行かせないという中村家のようなやり方も、講じなくてはならないかもしれません・・・。本当なら中村氏のやっていることは正しくて、事態は待ったなしなんですが(北九州市って・・・あーうー)。

同時に市長へのメールもしましょう。
まだやったことないんで、市長へのメール私もして見ます。後で送ったメール貼り付けときます。

追記:市長への手紙(北九州市)
こういうテンプレ返信が来た。送信元が秘書室になっているではないか。本当に北九州市長は読んでいるのか・・・?とりあえず届いてはいることは確認できた。ただ、「担当の部局に送信し・・・」となっている。担当の部局がなんともならないから市長様に送っているわけです、ね、市長。ちゃんとしたお返事を期待してますよ、ええ何ヶ月でも、お待ちします、遅い時はこっちから電話しますからね。ちなみに本文中のリンクは押しても飛ばないので注意。本文中のリンクはこちら
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/images/radioactive/20110823-kita9-kyushoku.pdf

北九州市長への手紙はこちら(北九州HPより)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/cgi-bin/enquete/registEnquete.cgi?EID=5f8dd86f0a4b077d42620afab3db8ff7