環境省が8/11に都道府県に向けて出した通達
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドラインについて」
http://www.jwma-tokyo.or.jp/asp/info/html/pdf/20110815_01_notification_guideline.pdf
(↑環境省のHPで見つけられない・・・。どなたか教えてください)
Q:県が各自治体の指導に関わっているのか?
http://www.jwma-tokyo.or.jp/asp/info/html/pdf/20110815_01_notification_guideline.pdf
(↑環境省のHPで見つけられない・・・。どなたか教えてください)
(具体的内容はhttp://www.env.go.jp/jishin/attach/memo20110811_shori.pdf)
これについて問い合わせてみた。
この文書は、震災をうけた県を除いた都道府県に発せられたものなので、県がどのような対策をとったか、指導したかについてたずねることにした。
これについて問い合わせてみた。
この文書は、震災をうけた県を除いた都道府県に発せられたものなので、県がどのような対策をとったか、指導したかについてたずねることにした。
廃棄物対策課092-643-3363 ノグチ様
Q:県が各自治体の指導に関わっているのか?
A:県としては、こういう文書が来ると、文書に書いてあるとおり、各自治体に通達することになっている。指導はできないし、してない。この文書は、万一受け入れるところがあった場合には、宜しくお願いします、という文書。
Q:震災ガレキは燃やしなさいというのが環境省の指導のようだが、放射能で汚染されていることがかなり確認されている。燃やすと焼却灰に濃縮され埋め立てにも苦労するし、大気にも汚染が出る可能性が高い。このような状況下で受け入れる自治体は、福岡県下にあるのか?
A:そもそも、焼却炉自体が、燃やせるように出来てない所が殆どで、しかも塩をかぶっていることから、殆どの自治体にそういう施設が無いので、受入れ能力が無いはず。それに放射性物質に汚染されたものとなると、東京電力が主体になって受け入れないといけないはずで、東京電力管内であるとか、東北のなかでとか、そういう風にならないとおかしい。
Q:福岡市はどうか?
A:福岡市に受入れ能力は無いので、受け入れる話はそもそも出てないと思う。今も同じだと思う。豊前市が一時期受け入れるという表明を議会で出したようだが、豊前市は瀬戸内海、運ぶ船は太平洋からなので、運搬の都合上接岸がしづらい、大量の運搬が難しい。それで下火になっているようだ。
Q:県で受入れを表明しているのは?
A:60市町村で検討しているのは北九州市のみ。北九州市も新日鉄との関係で釜石市と連携使用という話なだけで、釜石市以外は受け入れないのではないだろうか。とにかく、他の59の市町村は受け入れるという話は今の所無い。塩のせいで炉が傷むし、家庭ごみ専用の所ばかりだから、ガレキ受入れは難しい。
Q:県の方から受け入れ表明というのは出来るのか?
A:県の方から、受入れをします、とも受入れしません、とも表明することはできない。これは市町村の問題になってしまうので。
どこで聞いたか忘れたのですが、
「環境省も、西日本で、ではなくて、東北方面で処理しようとしてるみたいですけどね、運搬の都合上で」と担当者さんは言ってました。
どこで聞いたか忘れたのですが、
「環境省も、西日本で、ではなくて、東北方面で処理しようとしてるみたいですけどね、運搬の都合上で」と担当者さんは言ってました。
電凸問合せ以上です。
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<まとめ>
一番受け入れる可能性が高いのは北九州市です。
福岡県の他の市町村は、津波のガレキの場合は、塩をかぶっていて炉が傷む・ガレキを燃やせるような炉ではないので受入れ能力が無いはずです。
豊前市は、ガレキ運搬の都合上、無理っぽい感じで立ち消えになりそうな気配です。
東北・北海道で震災被害を殆ど受けてない所が狙われています。
豊前市は、ガレキ運搬の都合上、無理っぽい感じで立ち消えになりそうな気配です。
東北・北海道で震災被害を殆ど受けてない所が狙われています。
北九州市の動きに注意。かつ、他の市町村も、気を抜かないようにしてください。