2011年8月20日土曜日

【北九州市】千葉県流山市の焼却灰について再び!の問合せ

8/16北九州市環境局循環社会推進課に電話(担当者タテイシ様)

Q:28100ベクレルの溶解飛灰が持ち込まれ、処理された残渣物がたったの126ベクレルというのは、北九州市でリサイクルされたり海に放出されたりして、それだけの放射能が消えてなくなったということか?
A:7/12日に報道があったとおり、その時点で(焼却灰)2.8万ベクレルである。家庭ごみの焼却灰を光和精鉱が受入れしていたが、剪定枝や枯れ草等が入っていたため数値が高かったと思われる。

Q:報道発表用資料によれば、5月の数値が未検出となっているのは、基準値より下ということか。下ならば具体的数値を示して欲しい。
A:測った計器が数値が低かったため計測できなかったということです。

Q:計器の測れる数値はいくらまでか
A:それは外に頼んだので、ここでは分かりません。


8/18千葉県流山市に電話(担当:オカダ様)。北九州市民と説明してから。

Q:溶解飛灰の放射能測定データが、7/5と8/2しかないが、それ以前のデータは無いのか?
A:H23/6/28に国(環境省)より指示があって初めて調査したのが7/5日で、それ以前のデータはない

Q:6月の北九州市でのリサイクル処理後の残渣物のデータが、平均して126ベクレルもあって、6月はどうなっていたのかが知りたい。ずっと光和精鉱という民間会社と契約していたということなので。
A:6月の上旬から下旬は、施設のオーバーホールのため、運転を止めていた。その後は、北九州市には搬出していないので、6月上旬までのものが搬出されているはず。昨年平成22年度は423.49tを北九州に、802tを秋田に搬出し、処分してもらっている。

Q:剪定ゴミなどを減らしたら、測定の数値が下がったということはあるか
A:他の市町村さんでは、あるみたいだが、・・・どうですかね

電話は以上。


結局、北九州市でどれだけ放射性物質が放出&リサイクルされたか分からないまま。剪定ゴミが高い数値をはじき出したという北九州市職員の話もあながちウソというわけでもないかもしれないが、結果を出す前に、もう少し、大元の千葉県流山市の処理施設について引き続き、今後も調べてみたいと思う。
少なくともこの事実はもっと色々な人に知って欲しいのだが。なかなか皆ピンと来ていない。ダイオキシンと同じくらい真剣になって欲しいと思う、これは何十年何百年何万年と続く大変なことなのだから。