2011年8月20日土曜日

【北九州市】学校給食について電話問合せ

8/16北九州市教育委員会・学校保険課0395822381に電話。

Q:放射能汚染されているかどうか食材の調査は行っているか?
A:市中に流通しているものは安全との認識に立っているが、地産地消の方針に基づき、市内・近隣産のものを中心に食材に使っている。青果については産地表示をしている。

Q:それはどこで見ることができるか?
A:保護者宛に給食についてのお便りを配っている。また「財団法人 北九州市学校給食協会」のHPにも記載がある。

Q:青果以外の、肉・牛乳・卵等についても産地表示して欲しい。全てのものの産地表示をお願いしたい。
A:ご要望としては、承りました。

その後財団法人北九州学校給食協会のHPを探して調べたのだが、産地表示なんて見当たらないと思っていたら、「給食だより」の2P目にあった・・・。1Pしか見ていなかったのだ、迂闊だった。
http://k-kyushoku.jp/tayori/index.html
九州以外の他県のものもチラホラ。
姉にこの話をしたところ、「確かに、牛乳気になる」「牛乳は実質強制で、本人が大嫌いだから、どうか飲ませないでくれと、以前担任の教員に何度も掛け合ったが、医者の診断書が無いと駄目だと言われて・・・」という。コレは問題だ。産地もわからないのに、拒否できないのでは、知らない間に放射能の内部被曝をしてしまう可能性があるではないか。


8/17に再び電話。
最初は北九州市教育委員会指導二課。
Q:学校給食は強制的に食べさせているということだが
A:アレルギーがある場合は食べさせないように指導している、アレルギーが無い場合は学校の方針による

Q:つまりアレルギーが無いが、食べたくないあるいは嫌いな食材があるという場合は、学校とかけあうしかないということか?

ここでまた、北九州市教育委員会学校保険課・中学校学校給食担当者に回される。

Q:学校給食で、強制的に嫌いなものを食べさせているというのは本当か
A:その日の体調・食べる量は人それぞれ違い、好き嫌いをもって、強制的に食べさせて良いというものではない。

Q:食べられないという診断書がないと、学校では食べさせることになっていると聞いたが
A:診断書があった場合は勿論食べさせないようにしているはずだが、学校の指導が行きすぎなのかも知れない。学校によってやり方は違うので。ただ、こちらとしては無理に飲ませるという指導はしていない。

Q:放射能汚染されているかどうか分からない食品でも食べなければいけないのか。産地表示は青果だけだから、非常に不安だという声もある。
A:その件については学校側と、よく話し合ってください。

Q:では嫌いなものを強制して食べさせるような指導をやめるよう、そちらから言うことはできないのか。
A:○○中学校に、連絡して、伝えては見ます。


基本的に給食については、北九州市教育委員会は学校とかけあえ、ということである。
放射能汚染の問題が浮上している今、そのように、学校単位で掛け合うことはどうなのだろう?市として方針を打ち出すべきだと思うのだが。市中に出回っているものは安心である、という思い込みをなんとかしなければならない。現在は、米・肉・野菜の暫定基準500ベクレル/kgという異常事態。おそらく農水省のこの基準を全く問題視していないからなのだろう。この問題も、米の収穫期には、いずれ大きな問題になってくるのは間違いない・・・。