2011年8月20日土曜日

【北九州市】釜石市のがれき受入れ問合せ

北九州市環境局循環社会推進課に電話

Q:釜石市から震災廃棄物を受け入れるという話はどうなっているか
A:まだ何も決まっていない。釜石市には現在職員を派遣し、現地でガレキの処理の計画作りをお手伝いしているところ。あくまでも現地での処理です。

Q:環境省が出した指針だとバグフィルターのついた焼却施設なら燃やしてもいいということだが、バグフィルターのついた施設は北九州市にはどこにあるか
A:市内の施設だと、新門司・日明・皇后崎の3つです。

Q:受け入れる前には、何らかの発表はあるのか。今回光和精鉱は民間だが、あのようなことになってからでは困る。
A:決める前には放射線量をきちんと測る。

ここで聞き損ねているのが、埋め立て処分場。多分、決まってないの一点張りだったので、聞き損ねたのだと思う。北九州市で持っている埋め立て処分場は、若松。ひょっとして、ツイッター他で問題になっているのは、この処分場のことなのだろうか?
2最終処分場

この中で述べられている、新門司南処分場も気になる。まだ計画中ということなのか頭が回らないので、またこの次。

【北九州市】千葉県流山市の焼却灰について再び!の問合せ

8/16北九州市環境局循環社会推進課に電話(担当者タテイシ様)

Q:28100ベクレルの溶解飛灰が持ち込まれ、処理された残渣物がたったの126ベクレルというのは、北九州市でリサイクルされたり海に放出されたりして、それだけの放射能が消えてなくなったということか?
A:7/12日に報道があったとおり、その時点で(焼却灰)2.8万ベクレルである。家庭ごみの焼却灰を光和精鉱が受入れしていたが、剪定枝や枯れ草等が入っていたため数値が高かったと思われる。

Q:報道発表用資料によれば、5月の数値が未検出となっているのは、基準値より下ということか。下ならば具体的数値を示して欲しい。
A:測った計器が数値が低かったため計測できなかったということです。

Q:計器の測れる数値はいくらまでか
A:それは外に頼んだので、ここでは分かりません。


8/18千葉県流山市に電話(担当:オカダ様)。北九州市民と説明してから。

Q:溶解飛灰の放射能測定データが、7/5と8/2しかないが、それ以前のデータは無いのか?
A:H23/6/28に国(環境省)より指示があって初めて調査したのが7/5日で、それ以前のデータはない

Q:6月の北九州市でのリサイクル処理後の残渣物のデータが、平均して126ベクレルもあって、6月はどうなっていたのかが知りたい。ずっと光和精鉱という民間会社と契約していたということなので。
A:6月の上旬から下旬は、施設のオーバーホールのため、運転を止めていた。その後は、北九州市には搬出していないので、6月上旬までのものが搬出されているはず。昨年平成22年度は423.49tを北九州に、802tを秋田に搬出し、処分してもらっている。

Q:剪定ゴミなどを減らしたら、測定の数値が下がったということはあるか
A:他の市町村さんでは、あるみたいだが、・・・どうですかね

電話は以上。


結局、北九州市でどれだけ放射性物質が放出&リサイクルされたか分からないまま。剪定ゴミが高い数値をはじき出したという北九州市職員の話もあながちウソというわけでもないかもしれないが、結果を出す前に、もう少し、大元の千葉県流山市の処理施設について引き続き、今後も調べてみたいと思う。
少なくともこの事実はもっと色々な人に知って欲しいのだが。なかなか皆ピンと来ていない。ダイオキシンと同じくらい真剣になって欲しいと思う、これは何十年何百年何万年と続く大変なことなのだから。

【北九州市】学校給食について電話問合せ

8/16北九州市教育委員会・学校保険課0395822381に電話。

Q:放射能汚染されているかどうか食材の調査は行っているか?
A:市中に流通しているものは安全との認識に立っているが、地産地消の方針に基づき、市内・近隣産のものを中心に食材に使っている。青果については産地表示をしている。

Q:それはどこで見ることができるか?
A:保護者宛に給食についてのお便りを配っている。また「財団法人 北九州市学校給食協会」のHPにも記載がある。

Q:青果以外の、肉・牛乳・卵等についても産地表示して欲しい。全てのものの産地表示をお願いしたい。
A:ご要望としては、承りました。

その後財団法人北九州学校給食協会のHPを探して調べたのだが、産地表示なんて見当たらないと思っていたら、「給食だより」の2P目にあった・・・。1Pしか見ていなかったのだ、迂闊だった。
http://k-kyushoku.jp/tayori/index.html
九州以外の他県のものもチラホラ。
姉にこの話をしたところ、「確かに、牛乳気になる」「牛乳は実質強制で、本人が大嫌いだから、どうか飲ませないでくれと、以前担任の教員に何度も掛け合ったが、医者の診断書が無いと駄目だと言われて・・・」という。コレは問題だ。産地もわからないのに、拒否できないのでは、知らない間に放射能の内部被曝をしてしまう可能性があるではないか。


8/17に再び電話。
最初は北九州市教育委員会指導二課。
Q:学校給食は強制的に食べさせているということだが
A:アレルギーがある場合は食べさせないように指導している、アレルギーが無い場合は学校の方針による

Q:つまりアレルギーが無いが、食べたくないあるいは嫌いな食材があるという場合は、学校とかけあうしかないということか?

ここでまた、北九州市教育委員会学校保険課・中学校学校給食担当者に回される。

Q:学校給食で、強制的に嫌いなものを食べさせているというのは本当か
A:その日の体調・食べる量は人それぞれ違い、好き嫌いをもって、強制的に食べさせて良いというものではない。

Q:食べられないという診断書がないと、学校では食べさせることになっていると聞いたが
A:診断書があった場合は勿論食べさせないようにしているはずだが、学校の指導が行きすぎなのかも知れない。学校によってやり方は違うので。ただ、こちらとしては無理に飲ませるという指導はしていない。

Q:放射能汚染されているかどうか分からない食品でも食べなければいけないのか。産地表示は青果だけだから、非常に不安だという声もある。
A:その件については学校側と、よく話し合ってください。

Q:では嫌いなものを強制して食べさせるような指導をやめるよう、そちらから言うことはできないのか。
A:○○中学校に、連絡して、伝えては見ます。


基本的に給食については、北九州市教育委員会は学校とかけあえ、ということである。
放射能汚染の問題が浮上している今、そのように、学校単位で掛け合うことはどうなのだろう?市として方針を打ち出すべきだと思うのだが。市中に出回っているものは安心である、という思い込みをなんとかしなければならない。現在は、米・肉・野菜の暫定基準500ベクレル/kgという異常事態。おそらく農水省のこの基準を全く問題視していないからなのだろう。この問題も、米の収穫期には、いずれ大きな問題になってくるのは間違いない・・・。

北海道でも放射能汚染廃棄物の処分反対署名!

北海道でも放射性汚染廃棄物を処分反対署名が開始!

署名締め切りは9/15だそうです。
こちら、福岡県のわらびの会(現在1人)も、応援します。
自筆署名を集めてみることにします。

2011年8月15日月曜日

署名案一旦クリアしました

署名案について、時間がかかりそうな問題なので、一旦全て削除しました。
まとまったらUPします。今の段階で転用されると問題がおこりそうなので。
やはり問題なのは、被災地差別だという声。そのように受け取られてしまうようです。

清掃施設組合は議員の報酬二重取りシステム

清掃施設組合とはいかなるものなのかと思い、調べています。現在分かった所まで。

アエラに記載のあった、筑紫野市小郡基山清掃施設組合「クリーンヒル宝満」について、次のサイトに詳細が載っています。
http://tosumiyaki.exblog.jp/11934853/
ここで問題になっているのは、議員報酬のことですが、サイトに書いてある内容ですと、清掃施設組合というのも、地方公共団体といって、地方自治法に定められている立派な議会をもっております(地方自治法284条~293条、第三編特別地方公共団体、第三章地方公共団体の組合)。でも、こんなおいしい話はないですよね。普通地方公共団体議員としての報酬を貰いつつ、特別地方公共団体の議員としても報酬を貰う。議員報酬が二重取りなんですからねえ・・・。筑紫野市、小郡市、基山町の皆さん、こんな酷い話になってるってご存知でしたか?宝満山は宝です!(筆者の独断意見)放射能汚染されたゴミを、こんな議員たちの意見を鵜呑みにして受け入れてはなりません!

さて豊前市外二町清掃施設組合ですが、こちらに規約があります。
http://www.town.koge.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/r2230400001.html
第一章第5条の2に、「組合の議会の議員の定数は15人とする、組合議員は組織市長の議会において、その市長の議会の議員のうちから、次に揚げる人員を選出する。豊前市7人、吉富町4人、上毛町4人」とあることから、清掃施設組合の議員は、市議会議員の中から選出されるわけです。
しかし議員報酬のことが記載されていないのですが・・・。
第一章第12条に、「この規約に定めるものの他、すべて地方自治法中「市に関する規定」を準用する」とあり、続いて第一章12条2に「その他の規定等については「豊前市条例」を準用する。」とあることから、議員報酬は、豊前市条例にあるのでしょう(しかし豊前市条例がweb上に見つかりません)。
いずれにせよ、こういう地方公共団体というのは市会議員かつ清掃施設組合に選ばれた議員は報酬を二重取りしている疑いが高いわけです。現状いくらか分からないんですけれども。ちょっとずるくないですか?議員さん?その報酬額はちゃんと公開して市民町民の理解を得てますか?震災がれきの受入れ問題は、この件について市民町民の理解を得てからにしてくださいね。頼みますよ・・・。

(8/15/03:26一部修正)

【豊前市】ガレキ受入れ表明した吉富町議会議員のブログと清掃施設組合


「吉冨町のさだお」から、転載。
豊前市議会(17人)は22日、東日本大震災復旧復興支援等推進特別委員会(9人)を設置した。名産「豊前海一粒かき」の種がきが宮城県三陸産という縁から復旧・復興を支援することになった。同特別委は、4月27日の臨時議会で決議した①被災者の積極的受け入れ②がれきなど廃棄物の処理受け入れ③安全安心な新規電力供給源の推進などの具現化を近隣市町などとともに図る。
山本章一郎議長や古川哲也副議長によるとがれき等の搬入が想定される県営宇島港の整備促進なども目指す考え。
市と吉富町、上毛町でつくる豊前市外二町清掃施設組合の議会もがれきや廃棄物の処理を出来るだけ引き受ける決議をしており、21日には1市2町議長が県知事に協力を要請した〔京築版〕
6月23日毎日新聞朝刊

豊前では話を聞いていた。
しかし何時吉富で決まったのか?
ここの組合議会には入って居ないので
何とも言えないが少し性急では?
勿論、下話として環境省が被災地と沖縄を
除く42都道府県に処理を打診しており
30都道府県にある 272の市町村や
一部事務組合が処理を受け入れる意向で
ある事は知ってはいるが問題はそこでは
無い。放射性物質を含んだゴミである事。

難しい科学口座は皆さんに判り難いでの
簡単に説明すると1tの瓦礫やゴミに低レベル
今回の事故の放射性物質が含まれているとする。
環境レベルでは大丈夫の判断仮に100gとして。

焼却すると燃える部分は無くなり残るのは
ゴミカスと放射性物質100g!実は放射性物質
は燃えないのです。(全てではありませんが)
ゴミは20分の1程度のカスになると言われて
ますので最初の1t : 100gに対して50kg : 100g
比率0.01%が0.2%!この高濃度に濃縮された
廃棄物を埋め立てる!との話!

本当に大丈夫なのか?
キッチリと科学データーから解析や専門家の
意見を聞いた上での判断なのだろうか?

しかも焼却時には1割程度は放射性物質が
飛散する可能性もあります。※焼却炉の種類で変る

確かに私は「原発是非!」を議論で出しております。
今も変わりません。ただ原発推進派ではありません。
財源議論に出さないのは卑怯だから言っているだけ。

今回はこれより問題の可能性あります。

私一人で何処まで調べられるか?
判りませんが科学オタクの立場上、無視する訳には
行きません、出来る限り情報収集を行って見ます。
http://ameblo.jp/sadao-yamamoto/entry-10935225178.html

ということらしいです(赤いフォントに変えたのは筆者です)。豊前市吉富町市議でもどうにもならない、清掃組合。この組合という制度が問題の様子。アエラのガレキ受入れ一覧表でも清掃組合とか衛生組合って沢山見ませんでしたか?
ツイッターで教えていただいたんですが、例えば「東京都二十三区清掃一部事務組合」ってのがあるんですけれども。この組織は東京都23区の区議長によって構成されているんですね。23区のある1区にリサイクル施設なりごみ焼却炉なり作るとする。そうすると、1区だけ反対しても22区が賛成なので勝手に作られてしまう。その1区の住民がどんなに反対運動をやっても無駄、というしくみになっているらしいのです。(ひょっとしたら、23区議全員がこのシステムを理解していて、持ち回りでごみ施設を作りやすいようにしているのでは?と私は思います)
つまり、この清掃組合・衛生組合という仕組みは、住民が反対しづらいような仕組みになっている可能性があります。豊前市外二町清掃施設組合のしくみも、同様の可能性があることを匂わせるブログです。