2011年8月13日土曜日

会の現状(署名活動予定中)

会員は、会長である私1名です。ご期待に添えなくて申し訳ないことです。

環境問題・人権問題等色々考えつつ、里山を一人でトロトロ歩くのが好きな会長です。わらびを採るのが今年は楽しみでしたが・・・原発事故。
わらびが今年は放射能が怖くて採れませんでした。来年も採らないと思います。

現状1名ですが、署名活動は、やるよ!(他の人がやるんだったらそちらに合流するかもですが)。
(やっている人が居たら教えてください。ダブルでやると効果薄れます)

署名について
1)北九州市議会向け署名(自筆)
2)福岡県知事あて署名(ネット署名)
の予定です。

署名活動に向けて、現在クリアランスレベルについて格闘中です。
時間をかけて自筆署名を集めてみたいと思います。

【豊前市】に電話問合せ


以前ツイッターでも流したとおりの情報です。

8/4、管理人、豊前市に電凸問い合わせしてみました。
Q:瓦礫受け入れ表明した東松戸市のがれき処分について、今どのような状況か
A:何も決まっていない。宮城県・福岡県の方針も何も決まっていないので。新聞報道の方が先行していて。何も決まっていない(繰り返す)。
Q:日鐵住金建材が瓦礫受け入れるということでしたが、現状はどうなっているか
A:何も決まっていない
Q:受け入れてないということですか
A:ない
Q:もし日鐵住金建材が受け入れ決定したら豊前市はどうするのか
A:いや、受け入れは・・・ちょっとよくわからない。ただ、何も決まってない
Q:宮城の瓦礫も放射能汚染されている可能性があるので、検査して放射能汚染が無いかどうかきちんと確かめて欲しい。汚染されていれば受け入れないで欲しい
A:何も決まってないので。勝手に受け入れることはありませんから


「何も決まってない」そうですが、決まったら動くということなのでは?


関連ニュース

2011/06/21【豊前市】日鉄住金建材、震災がれき受入れ
日鉄住金建材、震災がれき受入れ
日鉄住金建材はこのほど、豊前ニッテックス工場の運動グラウンドを、がれき置き場として開放する方針を固めた。関係行政機関からの要請を受け入れたもので、東北地方、主に仙台市のがれきを受け入れることになりそう。今後、関係機関と詳細を詰める。受け入れが順調に進めば、東北地方のがれきを西日本で処理する仕組みが、一気に進展することとなりそうだ。
日刊産業新聞ネット版より転載
http://www.japanmetal.com/back_number/news/newsidt2011062107.html
2011/6/22【豊前市】吉富町・上毛町がれき受入れ表明
カキの恩 がれき処分
豊前市、吉富町と上毛町が東日本大震災で大量に発生したがれきの焼却と埋却を受け入れる方針を決めたことが21日、分かった。
豊前海(周防灘西部)特産のカキの稚貝を供給している宮城県東松島市に恩返しをしようと、厄介物のがれき処分を豊前市議会が提案した。
宮城県の復興支援を続けている福岡県が後押しする。西日本新聞より

北九州市若松区でも震災がれき焼却?

これについては、ソースがありません。現段階ですと、うわさ、ということになってしまいます。
ツイッター上で流れてきたのを私も目撃しました。
誰がどのようにして入手した情報なのか不明です。

北九州市は、この情報について、唯のうわさだと断言できるなら、はっきり表明すべきです。表明できないならば、これはうわさではなく、事実として皆が認めることになるでしょう。

早急に真相を解明すべきです。

納得できない北九州市の溶解飛灰に対する姿勢

改めて北九州市のHP「千葉県流山市からの溶解飛灰について」を見ています。
千葉県流山市が7月に発表した数値は、焼却灰について1キログラムあたり28100ベクレル。これを流山市で処理して溶解飛灰とした後、北九州市のリサイクル業者が受け入れて金属及び非鉄金属を抽出処理。6月の金属回収後の残さぶつの平均値は1キログラムあたり126ベクレル。
(ちなみに受け入れた数値は、6月は605トンです。)

つまり、どこかの段階で、単純に計算したとしても、1キログラムあたり28100-126=27974ベクレルも失われています。
失われた放射能はどこへ?いつ?


1 千葉県流山市が焼却灰を溶解飛灰に処理した時
2 溶解飛灰を北九州市のリサイクル業者が処理した時


の2回しか考えられないわけです。
2万ベクレルもの放射能が流山市か北九州市に撒き散らされているのです。その場所が特定できない。北九州市のリサイクル業者は、すでに非鉄金属や鉄などの原料として、すでに売却しているのです。それについてはどうなったか、もう分かりません。追跡しないと北九州市は回答しています。なぜなら、リサイクル業者が回答した残さぶつの放射線の数値は、0.2マイクロシーベルト/時だったから。これなら大丈夫でしょう?というわけです。
いやちょっと待ってください。それはあくまでも、処理後の数値ですよね?


しかも
この数値は、同社が通常取り扱っている鉱物と比較して高いものではないとのことでした。」
通常は、そんなに高い数値の放射性物質を扱ってるんですか、光和精鉱さん・・・。
それで納得してしまうんですか、北九州市は。

2011年8月11日木曜日

2011’8.5筑紫野・小郡・基山清掃施設組合に電凸


AERAをみて電凸した方がいらっしゃいますので転載させていただきます。

8/5 筑紫野・小郡・基山清掃施設組合に電凸問い合わせの情報(AERAを見て)

●筑紫野・小郡・基山清掃施設組合(クリーンヒル宝満)に電凸
 4/11環境省のアンケートを福岡県より依頼され、生ゴミの年間許容量を回答。国や県からはアンケート以来何も言われていない。
こちらは3市町村からなる処理施設で仮に処理するとしたら地元の代表→幹事会(各課長・副市長)→市長と決定する。
4月の段階で答えた時は放射性物質の話は無かったから困惑している。 生ゴミでも放射性物質は出ている
(千葉県流山市の例)焼却処分には反対ですと伝えました。)

●糸島市の生活環境課に電凸
4/11環境省のアンケートを福岡県より依頼され、年間許容量を回答。
受け入れは瓦礫と認識している。
国や県からはアンケート以来何も無い。
福島県からの受け入れは無い。
宮城県・岩手県を受け入れてもクリアランスレベルを守る(原子炉等規約法の0.01ミリシーベルト) こちらは震災前のクリアランスレベルの話が出たので少し安心しました。 AERAの事は『公表しないで欲しい』と言う自治体の方が怪しいのでは?と言われました。

以上です。(感謝!)

疑問なことがあったら、問い合わせてみるのが一番です。
問い合わせのマナーはこちら電話問い合わせに関しての注意点(暫定)

2011’8.8号AERAで震災がれき特集


8月3日発売のAERAは震災がれき特集でした。4月の段階で全国でがれき受入れを表明していたことが分かります。
しかもAERAによれば実際に表明した団体は『42都道府県の572に上るが、「公表しないでほしい」というところを除き、環境省が明らかにした』ものであるというのです。
下はAERA記載の表のなかから、福岡県だけを抜粋したもの。

●環境省が4月に「被災地のがれき受け入れ可能」と回答した自治体、一部事務組合名うち福岡県

若宮市外二町じん芥処理施設組合 
筑紫野市・小郡・基山清掃施設組合(※クリーンヒル宝満)
北九州市
八女市
糸島市
甘木朝倉三井環境施設組合
うきは市

●震災がれき粉砕作業可能と回答した自治体・事務組合うち福岡県

北九州市
春日大野城衛生施設組合

●震災がれき埋め立て可能と回答した自治体うち福岡県

データなし

※非公表を希望しているところは公表なし

北九州市戸畑区の光和精鉱が受け入れた飛灰について

千葉県流山市からの溶解飛灰について
北九州市HPからの引用です。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/01100008.html

「1 これまでの経緯
7 月 12 日(火)、新聞に「千葉県流山市が焼却場の灰から1㎏当たり 28,100 ベクレルの放射性 セシウムが検出されたと発表した」との記事が掲載された。千葉県流山市は、平成 19 年度か ら同市クリーンセンター焼却場から排出された溶融飛灰の一部について、リサイクル(非鉄金 属等の回収)を光和精鉱㈱(戸畑区)に委託していた。本市では、6 月下旬に東京都の江戸川工場の飛灰から放射性セシウムが検出されたとの報道を受け、受入れ停止を指導した。
同社では、この指導を受け、6 月 13 日を最後に流山市からの受入れを停止している。
今回の報道発表に関して、電話で同市に現状を確認したところ、「7 月 11 日以降搬出を停止している。停止以前の処理方法については、質問を受ければ口頭で回答している」とのことであった。このため、7 月 12 日、光和精鉱㈱に対し、これまでの流山市からの受入れ状況について確認するとともに、場内で放射線量の測定等を行うよう指導した。なお、市外からの溶融飛灰(一般廃棄物)の受入にあたっては、廃棄物処理法に基づき、排出側である流山市が受入側である本市に対し通知する義務があり、本件については、毎年度通知がなされていた。」
詳細:北九州市報道発表用資料2011/7/13
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000092706.pdf

●私が7月14日に、北九州市循環社会推進科に電話0935822187に電凸問い合わせしたところ、第一回電話:受け入れた飛灰については金属を取り出した後、残滓物は鉄工所などにまわし、さらに鉱滓(こうさい)については路盤材(砂利など)に使われます、とのことでした。
第二回電話:光和精鉱は新日鉄に取り出した金属及び残渣物を全て売却している。詳細は光和精鉱に問い合わせてくれとのこと。また鉱滓についてこちらは追跡する予定はない。光和精鉱も取引先は企業秘密だろうから、教えられない可能性がある。とにかく詳細はこちらでは分からない、とのこと。(二回目電話応対循環社会推進科・坂崎様)

その後、7/30日、光和精鉱は、リサイクル処理した焼却灰の残りかすから最大1キロ当たり344Bqの放射性セシウムを検出。
参考:毎日新聞(毎日jp)北九州版に記事
これによれば、流山市からの焼却灰について、光和精鉱はこれまでリサイクルしていたが、鉄などへのリサイクルが認められる規準は100Bq/kg。(環境省が7/14日に決める前の)埋め立て処分が出来る基準値は8000Bq/kgであるから、数値は下回っているが、埋め立ては行わず、残渣物を流山市に返却する方針であるという。
(焼却灰の残りかすと書いていますが、正しくは溶解飛灰のことです。)

詳細:
北九州市報道発表用資料2011/7/29作成
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000092707.pdf

これらをまとめると、どの程度かはわかりませんが、放射能汚染された、鉛・亜鉛・鉄などへのリサイクルが既に行われており、路盤材やコンクリートなどに、混ぜられてしまっている可能性が高いということです。北九州市によれば、売却先は主に新日鉄だというが、詳細は光和精鉱や新日鉄に聞くしかないのですが、企業秘密であるのか詳細が分かりません。新日鉄は各地に販路があると思われるので、どこに使われたかは新日鉄でも分からないのではないかと思うと、不安です。
問題なのは、このリサイクル処理施設が、どういった施設なのか、です。光和精鉱のサイトをみると、処理の過程で出来た塩化ナトリウム等塩類を海に排出している点が気になります。
また北九州市のエコタウン事業として光和精鉱が紹介されています。「塩化揮発プロセス技術」は、塩類を海に放出するだけでなく、排気もしているようです
どなたか詳しい方の情報を求めています。

2011年8月9日火曜日

電話問い合わせに関しての注意点(暫定)

行政に関する様々な疑問を持ったら、素直に電話して見ましょう。
但し、先方も、あくまでも仕事で電話対応をしているのです。最低限のマナーは守りましょう。

1.質問事項は予めまとめておくと、やりとりがスムーズです。前もって情報収集しておくと良いです。
2.怒って電話しない。質問の場合は冷静に。
3.うまく聞き出せなかった時は、一旦電話を切りましょう。

都市部ですと効果が薄いですが、地元の人間で(もしくは親戚がいる)心配しているということをアピールすると、うまく聞き出せるかもしれません。

※電話では緊張するという方は、メールでも効果が無いわけではありません。但し回答が来るかどうかが分からないのが欠点です。回答が欲しい場合は、電話の方が確実です。