2011年9月8日木曜日

北九州市の学校給食について電凸情報とまとめ

電凸情報その1:有志の方からの問合せ情報を許諾を頂きましたので掲載します。貴重な情報有難うございます。

8/24:前日の福岡市の給食で出てしまった牛肉の件で北九州市に問い合わせて使用されてなかったときいてホッとしましたが…魚の産地を聞きわすれてしまった(後略)

8/26:市の学校給食協会は野菜だけ表示ですね。先日、市に問い合わせたら豚肉と鶏肉は基本、九州産か山口県産との事。牛は場所移動があり1番長くいた場所の産地になるそう。豚と鶏は屋内なので基本、移動はないそうです。

8/26:区や市や市長宛に瓦礫や給食についてメールをしたのですが、区の方から、お電話いただき瓦礫や給食問題は市の管轄なので市の方から返事を下さるとの事。市の給食協会の協会だよりに載っている(青果)食材以外の魚、肉、牛乳、米、卵の産地表示もお願いしました。

9/7:娘の学校の献立表にココアクリームお月見デザートがあるので(福岡県学校給食会のものと)たぶん同じ物が使われていると思います。

<情報加筆>
9/12娘の学校のお月見ゼリーはトーニチでは無く、ヤヨイ食品というところでした。原材料産地は連絡待ちです。

9/12娘の話だと先月は七夕ゼリーというのがありこちらの会社のだったようです。意外に会社はいろいろですね。

※括弧・太字赤字は筆者

福岡県学校給食会 安全性確保・衛生管理事業 放射能検査結果

福岡県学校給食会 二学期からの九州地区冷凍食品共通選定品及び県内選定品

福岡県学校給食会 行事食 平成23年度9月分(十五夜・彼岸)

福岡県学校給食会のお月見デザートはトーニチ。ゼリー専門の会社らしく。学校給食によく提供している模様。


電凸その2:9/7北九州市教育委員会 学校保健課に私(白水)電凸(担当聞き忘れ)。
情報として分かったことは次の通り

・主食・パン・牛乳は、福岡県学校給食会が県下を独占している。
・これらに関しての調達は、福岡県学校給食会が、まとめて調達している。
・その他の食材の調達に関しては、北九州市学校給食協会が調達している。
・その他の食材の調達に関しては、北九州市学校給食協会HPに記載の通り、北九州市で業者を選定し、北九州市でまとめて調達している。
・放射線の測定など、北九州市でやるという話は無い。

北九州市学校給食協会HP 給食ができるまで①給食用物資の業者を選定します
今日は、まとまった質問になってなかったので、旨く聞き出せなかった自分が悔しい・・・


<まとめ>
福岡県学校給食会は独占体制を敷いており、主要な食品にかんしては、実権をガッチリと握っているということらしい。北九州市ではどうにもならないらしい。おかずその他については、学校給食会が共通で調達しているものもあるが、基本的に各地域でまちまち、ということである。福岡県学校給食会が独占する、主食・パンに関しては福岡県産を使っている様子。牛乳は、ニシラクじゃないんですか?と、共産党の市議会議員が言ってたし、福岡県学校給食のHPも県産とある。牛乳に問題があるとすれば、飼料。

九州地区共通選定品であるとか県内選定品であるとか、福岡県全体で共通のものもチラホラある様子。お月見デザートに関しては共通選定品にはなっていない。お月見デザートの業者トーニチは給食専門の業者なので、たまたま重なったという可能性がある(違う業者のものかもしれないが)。お月見デザートは北九州市と福岡県では、違う業者のものだった。ココアクリームに関してはちょっと私はわからなかった。

肉に関しては、牛はすこぶる怪しくて、豚は移動が余り無いとはいえ、何食べさせているか分からないのでそこも不安材料。鶏は移動も無いし、飼料に関してもそれほど心配ない気がするのだが。OKFOODあたりのページみれば分かるのかもしれない・・・けどそこまでやる気力が今日は無い・・・

とにかく、具体的な物品に対しては答えてくれるので、心配に思ったら、問合せすべきだと思う。私は保護者じゃないので情報がこない部分がある。各教育委員会に該当する部署にまずはたずねて欲しい。
北九州市は教育委員会学校保健課


学校に通わせないとなると、中学の場合、進学の際の評価に傷がつく。命と引き換えに福島のゼリーだろうが放射能汚染の可能性高い海草だろうが頑張って食べる中学生って・・・・・・・・甥っ子の人生はタダでさえ暗雲なのにやめてぇ

はぁはぁ

とりあえず
「産地・工場などの情報を公開してください」
「すみやかに、放射能の検査体制を整えてください」
という要望をメール電話などで出してはどうかと思う。というか、だしてください・・・(北九州市はどうも問合せ数が少ない様子だ。皆わが子の命・健康をどう考えているのだろうか・・・)

北九州市長へのメールはここのページを良く見てから送ろう!!

福岡市長へのメールも送ろう!

福岡県知事になりたての彼にも送ろう!通産省出身だから給食に関しては動くかもしれん!福岡県学校給食会の主務官庁は、福岡県教育委員会だ!

2011年9月7日水曜日

震災がれき受入れについて、あなたはどのように考えますか(9/7加筆)

東日本大震災で生じた廃棄物問題考えるために、私から、皆様へ方向性を提案し、考えを伺いたいと思います。

1)震災がれきを「受け入れる」のか「受け入れない」のか
2)受け入れるに当たって、受け入れる、受け入れないにかかわらず、情報開示をきちんと市民に行うよう求めるのは必須。
3)受け入れる場合にどのような条件をつけるべきか。
条件としては、震災前のクリアランスレベル/測定の条件/受け入れる廃棄物の種類や量/焼却の可否/埋め立て条件など
4)受け入れない場合、受け入れられない理由はなぜか。
例)放射能汚染の心配/焼却炉の不備/埋め立て条件が悪い/放射能だけでなくダイオキシンやアスベスト・水銀の汚染の心配/焼却灰からのリサイクル品(非鉄金属・鉄・路盤材・セメント・コンクリートなど)への放射能影響が不明だ、など

皆さんはどのように考えますか。

もし考えがある方は教えてください。私も正直段々分からなくなってきました。もっと時間をかける必要がある気がするのです。皆さんの興味がどうしても外れがちなのは、これは外部被曝だからです。しかし、焼却場の近くで農地を持っている人は、排気から農地が汚染されることも考えうる事態ですから、その農地で取れた農産物を食べれば内部被曝の可能性があります。埋め立て処分地周辺は程度はわかりませんが放射能で汚染される可能性があります。だから受け入れない方が絶対にいいに決まってる・・・。それだけはいえるのです。全てのゴミは受け入れないほうがいいに決まっているのです。

いくつか署名(案含む)の文面を拝読した限りでは、震災前のクリアランスレベルを守っていれば受け入れていいという内容が多かったように思えます。勿論これはその自治体の現実的選択であるので、いいのです。しかし九州でもこれをやっていいのか。それで九州の人は、本心から納得できるのか。私は疑問に思えてきたのです。勿論、北九州市でも、がれき受入れ全て反対は、現実的な陳情・請願あるいは要望にはならないでしょうけれども。だからと言って納得できていないのに、妥協するべきではありません

疑問に思えてきたのは、給食問題で東北~北関東産の食品を受け入れるという情報に、福岡県のお子さんを持つ親御さんが一斉に反応したことでした。ということは、本心は、みんな、九州の人は、ガレキは汚染されていようがいまいが、一切受け入れて欲しくないのではと。

だからこうして私は問いかけています。皆さんはどう思いますか?

もし考えがある方は→こちら

殆ど独り言です。でも教えて欲しいです。私は時間をかけて皆さんに問いかけていきます。

9/7、マーカー部分加筆。

2011年9月6日火曜日

福岡の学校給食が大変なことに<追記あり>

福岡市の学校給食で大変な事態が・・・

「福岡市9月から学校給食に東北・北関東産の食材を使用決定」
市は保護者に対し「九州産以外も使用」とだけ通知。
みんなで声あげて!!!健康教育課;092-711-4642
「福店長あっこ日記」より転載
http://takohime.sagafan.jp/e413764.html

福岡市教育委員会のHPを見るとたしかに九州産以外も使用すると読める。しかしこれでは具体的には全く分からない。パンの持ち帰りは大丈夫、という内容にすりかえられている・・・。

中村友一氏からのコメントがあったので、コメント欄では分からないかもしれないのでこちらに。福岡学校給食会のHP。「放射能検査要領」


先ほどの、「福店長あっこ日記」にある福岡市の話と、この福岡県学校給食会のHPの内容を併せて読んでしまうと、放射能検査をするのは、ひょっとして、放射能汚染された地域の食材を国の暫定基準値以下という理由で使えるようにするための口実では・・・?と疑りたくなる。しかも福岡県学校給食会での公表は基準値以下・超のいずれかしかない。具体的数値は出さないつもりだ。

福岡市の給食センターは、直接には福岡県学校給食会には関係してないようだが、この二つの団体が全く関係ないとは私には思えない。早急に調べる必要があるので、福岡市議の荒木議員にはメールを送っておこう・・・。福岡市の人は荒木市議に連絡とってください。
http://www.araki-jp.com/

<追記>
福岡県学校給食会のHPにて、給食の産地について関東・東北地区の一覧表が出ている。中村友一氏より指摘をうけていたのだが、良く見ていなかった(汗)。公表している数値は、下の注意書きに書いてあるとおり、検出せず(10ベクレル未満)ということらしい。ということは、10ベクレル超えたら検出値出しますよね、福岡県学校給食会さん?しかし、10ベクレルまでしか測れない機器は問題だ。即刻0.1ベクレル以下まで計れる機器を購入すべき。ストロンチウムは現在計測できないであろうことも考えると、すぐにでも精度の高い測定器の購入を検討していただきたい。表を見るとやはり加工品には関東が多い。エフコープ生協でもそうだ。ある意味予想通りといえる。ただ福島県がこれほど多いのは予想外。この表を見てツイッターではヨーグルトショックが起きている様子。福島県が多すぎて卒倒ものかもしれない。
http://www.fukukyuu.or.jp/anzen/rad_inspect/rad-inspect.htm

ツイッター情報【「給食は、食育という教育の一環なので『食べさせない』『お弁当を持たせる』という選択肢がありません」福岡市教育委員会健康教育課。092-711-4642】
http://togetter.com/li/184353
このご時勢に選択肢なしと。強制的に食べさせる人権無視の食育は、国際条約違反にはならないのか・・・?放射能とは関係なく。

東日本大震災のガレキ受入れについて北九州市議と話してみた

9/1(木)給食問題と同日に山本まり市議と話す。
山本まり市議が得ている情報としてはおよそ次の通り。

・環境省は3年でガレキを処理しようという前提で、この問題を進めているように思われる。
・広域処理には運搬のコストの問題がある。このため、関東エリアまでで処理することを検討しているだろう。関東エリアで処理しきれない分が段々南に下ってくるであろう。
・今は北九州市の職員が釜石市に対してモデル的に3万トンの処理の計画を進めている。
・処理計画は選別機を使ったガレキの選別や、現地でどのような処理ができるかといったこと。
・北九州市は頼まれたらやりますという方向性。


市議と話してなかなかに難しいのが「どこまで市議会で通るか」が難しいということであった。もし陳情や請願をするにあたっては、「市に対して情報を公開せよ」ということに関しては問題ないであろうということだった。「受け入れない」「受け入れる」については、もう少し議論を市民で尽くす必要がある。その際に基準をどこに設けるかが問題になるが、国の基準の設定のやり方が不明確で、間に合わせで作った基準で動いている可能性が高いことを考えると、国に対しての働きかけも必要だろうということだった。この震災ガレキの広域処理問題を考えるに当たっては

・放射線汚染物質からの健康被害を極力低く抑えるという方向。
・被災地復興を優先して考える方向。

どちらを優先するかも、考えなくてはならない、勿論同時に考えることも可能ではあるとのこと。

とりあえず、もちょっと問題を考える人増やさないとですねえ~てことは突っ込まれましたけども。北九州市の人って意識低いよね~と山本まり市議もぼやいてましたけども。
およそ話した内容は以上。なかなか市政も思うようにはなりませんで。どうしたもんかね。全く受け入れないというのは市としては採決できない(可能性が高い)ということか。

(数日前のメモみながら書き起こしているので実際に話した内容と記憶とが若干違っているかもです)

2011年9月5日月曜日

エフコープはいいけど日本生活協同組合連合会は・・・

先日エフコープの残留放射能暫定自主基準を紹介したけど、あれはカタログ記載の「リンゴ」マークにのみ適用されると考えた方がいいのかも?という不安を覚えた。このエフコープの所属している団体「日本生活協同組合連合会」のホームページを見ると、ちょっと恐怖なことになっている。
http://jccu.coop/food-safety/qa/pdf/qa03_03.pdf
大丈夫なのか「coop」マークは。

ということで、エフコープに電凸して聞いてみた。以下その内容
・リンゴマークのものに関しては、エフコープの独自基準適用の方針。
coopマークのものに関しては、国の基準値適用。非公表だが今モニタリング調査中。
・エフコープには検査機器があるが、一日1検体しかできない。
・エフコープの検査機器は、0.1ベクレル以下でも検査できる。ヨウ素とセシウム134・137が検査できる。ストロンチウムはできない。
現在エフコープでも、全ての物品にまでは検査が行き届かず、供給している状態だ
・おそらく、農産物→コメ→畜産といった順序で検査していくことになると思う。
・今週からHPと広報誌「ふれあい」で6月分の独自検査の結果の公表はしている。ただ、数値の公表までは行っていない。
・グリーンコープさんは、外部委託で検査しているはず。しかし10ベクレル以下であっても、供給しないということはないのではないだろうか。(←担当者の推測です)
・今後、基準の見直しを含めて理事会で協議する予定だ。(5/19が前回の理事会)
・放射能に関しても学習会を定期的に開いているので、参加していただければと思う。
・個別の商品の放射線の数値等や産地に対しては、問合せいただければ、答えることはできる。

HPの6月の検査結果

ということでした。エフコープも一日1検体しかできず、戦争状態の様相です。
結局産地で選ぶしかないということですかね・・・。


*「全ての物品にまでは」テキスト背景黄色部分加筆

2011年9月4日日曜日

風邪なんで、アップするので一杯です、

コメントいただいた皆様ありがとうございます、ただ、会長、風邪とトロクサイのとで、時間がかかってしまい返信できずにおります。風邪を早く治すよう寝ます。