2011年12月22日木曜日

12/17小出裕章先生、瓦礫償却及び食品についての見解

既に出回っている考え方だと思うが、小出裕章先生の災害廃棄物と福島の食物を年齢ごとに基準を設けて食べることについての質問をした。(内容うろ覚え)

・瓦礫は福島では到底処理しきれない量である、だから焼却施設の排ガスの排出部分に放射性物質(※)を除去するシステムをつけて焼却後、福島の人が住めないレベルの汚染地域にコンクリートと混ぜて固めて埋設し、厳重に管理する。
・実際に実験もしたことがある。簡単にできる。
・焼却施設の事故は起きる可能性があるが、それは福島の人を救うために仕方が無いことです。

・食品については、福島の一次産業を潰さないために、年齢ごとに基準値を設けて食べる。乳幼児は低く、年齢が上がるほど高く。
・食品について、排泄による汚染があるが、すでに事故により、九州だって大地は汚染されているのだから、諦めてください。

※あくまでも小出先生の話は福島限定と言う点に注意。

まあ・・・そんな簡単にこっちも諦めませんけども。

小出先生の「焼却施設に放射性物質除去するシステム取り付けが簡単にできる」については、既存の焼却施設に実際に取り付けるのは難しいとの意見も散見されるので、私は同意できかねます。そもそも、汚染はある程度引き受けないといけないという考え方そのものが私は小出先生とは異なります。民間会社が出した放射性物質による汚染について、なぜ私たちが引き受けないといけないのか。そもそも東京電力の公害問題ですから、汚染者負担原則の基本に立ち返って東京電力になんとかしてもらいましょう。