2011年12月27日火曜日

汚染コンクリ・リサイクル基準3000ベクレル/kg=日常生活で被曝

福島がれき再利用指針…1kg3千ベクレル程度

東日本大震災で発生した福島県内のがれきについて、環境省は25日、道路建設などの復興の資材として再利用する場合、放射性セシウム濃度が1キロ・グラム当たり3000ベクレル程度であれば、道路表面から30センチより下に埋めることを条件に、道路の基礎材として活用できるとの指針をまとめた。
同県では今後、復興に向けた道路や防潮堤の建設など公共事業が本格化するため、県内で発生したがれきを基礎部分に再利用することが見込まれている。従来の基準は、遮蔽しない場合を想定しているため1キロ当たり100ベクレル以下と厳しく、同県からは「遮蔽を設けた場合の基準を早く示すべきだ」との声が上がっていた

yahooニュース 読売新聞 12月25日(日)22時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000491-yom-soci


汚染コンクリ再利用で基準=3000ベクレル以下で可能―環境省

環境省は25日、専門家による災害廃棄物安全評価検討会を東京都内で開き、東日本大震災に伴い福島県内で発生したがれきのうち、放射性物質で汚染されたコンクリート片の再生利用に関する新たな基準を提示した。放射性セシウムの平均濃度が1キロ当たり3000ベクレル以下であれば、一定の防水対策を講じることで道路や防潮堤の整備での活用が可能との見解を示している。
新たな基準は、災害廃棄物の積極的な再生利用を目指す放射性物質汚染対処特別措置法が来年1月から施行されるのを前に、大量のがれき処理に悩む福島県の要望を受けて検討。主に同県で発生したコンクリート片を県内で再利用するケースを想定した。
基準設定では、日本原子力研究開発機構の影響評価結果を基本に据えた。具体的には、追加被ばく線量を年間10マイクロシーベルト以下に抑えるため、道路や防潮堤を整備する際には、水を通さないアスファルトなどで地表から30センチ分の保護対策を講じれば、問題がないとしている。

時事通信 12月25日(日)18時52分配信 

・・・ということですが。

もうガイガーカウンターが手放せない生活になりそうです。日本に暮らすと決めた人、今からガイガーカウンターを購入して使用方法などチェックしておきましょう。今ならまだリサイクル品で汚染される前のあなたのお住まいの地域の放射線量(目安)を測れます。お子さんのためにも、是非。これからは自衛の時代です。

因みに、ラデックス1503を筆者は持っておりますが、ここ北九州市小倉南区でも室内で0.09~0.12マイクロシーベルト出ます。ガイガーカウンターによって数値が異なるので、目安と思った方がよいです。厳密に測るのは素人には難しいので、ラデックス1503でも十分です。湿気に弱いため、対策に乾燥剤とともにジプロックに入れております。お値段ですが、以前より安くなってお求め易くなっております。

ガイガーカウンター、一家に一台から一人一台の時代になるのかもしれません。