2011年10月27日木曜日

10/26北九州市に環境省の事務連絡(調査)について電話

北九州市循環社会推進課に電話、担当はニシムラ様。

環境省の調査について
まとめると次のような回答をしたものと思われる。


①検討状況
以下のA~Cから選択して記入してください。
A:既に受入れを実施している
B:被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている
C:被災地への職員派遣や検討会議の設置等は行っていないが、受入れに向けた検討を行っている

北九州市の回答:該当なし


②検討内容等
具体的な検討の内容や進捗状況を記入してください。

北九州市の回答:検討していないが、具体的な受入れ要請があった場合は検討を行う


③受入れが想定される廃棄物
以下のような記載を参考にしてください。
(略)

北九州市の回答:未記入

④処理施設名(処理内容)
受入れが想定されるし説明と処理内容(焼却、破砕、埋立等)を記入してください

北九州市の回答:?

⑤一日処理可能量
(略)

北九州市の回答:50トン

⑥年間最大受け入れ可能量

北九州市の回答:15000トン

*************

具体的電話内容(上と重複する部分については省く)。どうも情報が怪しい所はマーカーした。

Q:③についてどのように記入したのか

A:もし受け入れたとすれば、本市の処理工場3工場の年間の燃やす余力を回答している。ガレキのみを受け入れると言うことではなく、一般廃棄物の受入れ能力をお答えしているだけで、ガレキを受け入れると答えたわけではない。


Q:③について全部○を何かしたのか
A:受け入られるとは回答していないので何も書いてない。直接焼却が必要なもの、専断破砕が必要なもの回転破砕が必要なもの、とかそういう類で答えている。放射能どうのこうのということは書いていない。

Q:③については放射能のことは何も書いてないが
A:はい。

Q:直接焼却は一般廃棄物のみ、ということは書いたのか
A:こちらも危ないものを受け入れることはできませんと言うことは、環境省にお答えしている。

Q:その内容をどこかに盛り込んだのか
A:こちらの要望は、放射能濃度について受入れ時の基準の判断が必要になるため、市民の皆さんに安全安心の観点から、受入れ基準の書き方を示してくださいということを環境省に求めている

Q:それは回答と一緒に要望したのか、書面かなにかで。
A:はい、調査票に、付けて出した。

Q:(⑥の回答について)新聞等の数字と違うが
A:今答えたのは直接焼却できるものの数字他に、壊してから入れるもの例えば木材は壊してから焼却、また別に回答した。せん破砕と回転破砕、それを全て併せて4万トンということ。

Q:具体的な数値は?
A:せん断破砕一日35トン・年間10500トン、回転破砕一日70トン・年間14000トン

Q:合計すると4万トンより500トン足らないが
A:合計すると39500トンが約4万トンになった可能性はある

Q:万一受入れ要請があった場合は対応する可能性があるということだが
A:受入れを検討する。

Q:検討委員会を立ち上げると聞いたが、公開されるか
A:まだそういう議論は、考えていない、想定で答え・・・具体的に要請があったとしてどうするのかというのは決定するので今回公開という話は出ていない。

Q:知らない間に要請があって、検討会があるというのは市民として不安だ。要請があった時点で何か記者発表とか報道等していだだけないかと思うのだが
A:当然、絶対また大変なことになるので、知らせずに決定と言うことはない。

Q:万が一受入れる場合は処分施設は焼却の施設は皇后崎・日明・新門司で処分場は響灘で間違いない?
A:はい。

Q:せん断破砕はどこで?
A:日明のクリーンセンター、皇后崎の工場にもある。

Q:回転破砕は?
A:日明

Q:破砕した後、焼却になるのか
A:リサイクル可能なものはリサイクル、そうでなければ焼却ということになる。

Q:環境省の根拠にしてる放射性物質がバグフィルター99%捕捉する意見について、ダストのみのデータらしく、排ガスについて論文はないらしいが、北九州市としてはどう考えているのか
A:まだ議論、検討する段階ではないので、まだ放射性廃棄物を増やすと言うことは決まっていない、そういうものは何も決まってない。

Q:民間の業者について、若松区で受け入れている話があったが、事実か
A:そういうことは事実として把握していない、もしそういうことがあれば、逆に通報して欲しい。

Q:このような噂が流れ続けていることは市民として不安だ
A:もしそういう事実があれば、ご連絡いただきたい

Q:このような噂もあることであるので、何らかの形で、受け入れている状況、を北九州市のHPなどできちんと情報を公開してくれないか
A:特にこちらの方で何か変化した事実はないので、予定はない。新たに要請等があれば、公表はする。

Q:検討を行うといったら、受け入れると解釈する人も居ると思うが
A:人それぞれなので。

Q:北九州市内の民間業者について、1都16県中、一般廃棄物、あるいは瓦礫等受け入れているところは現在あるか
A:こちらの方では聞いてない


Q:民間が、環境省の方で放射能に汚染されている可能性があると指定した県と都の分を受け入れているか?
A:分かった時点以降、受け入れているというのは把握していない


Q:廃棄物全般に関して、民間は受け入れてないということか
A:民間のリサイクル会社については、放射性物質に汚染されているようなものを受け入れることはしていないはず。市民(?)からの受入れに関しては行っているかもしれないが、被災地の近くのものは受け入れてないと思う。


Q:黙ってたらわからないということでは
A:わからないが、民間会社も後から発覚した時点で信用問題にかかわるのでしてないと思う


Q:放射能等の検査の指導はしているか
A:・・・安全か安全でないか・・・受け入れないでくださいという指導はしている・・・(よく聞き取れなかった)

***************

話は異なるが、ネット上でしばしば見られる北九州市職員の暴言問題について、市民か?と聞かれたので聞いてみることにした。そのやりとり。


A:因みに北九州市内にお住まいですか
Q:はい

Q:市内に住んでないとだめなんですか?
A:こちらで統計を取っているので市内の方、市外の方を聞いています。

Q:以前に、市内で無いと答えられないと言われたと、インターネット上で見たが
A:市内でなくても答えている

Q:では、その人はウソをついている?
A:私以外にも職員がおりまして、把握してません。

Q:北九州市の人は答えてくれない酷いんじゃないかという意見がある、市民の意見として、北九州市の悪いイメージがあるので、窓口の方も気をつけていただきたい。要望したい。
A:受け付けます。


<まとめ>
・年間4万トンの受入れ能力は実際は、39500トン。内訳は直接焼却15000トン・せん断破砕10500トン・回転破砕14000トン。
・能力を回答しただけで、受け入れるのではない、というのが市のスタンス。
・瓦礫の受入れは、要請があれば検討します。
・今すぐに検討しているわけではありません。
・すぐに検討しているわけではないので、検討会議の公開についても検討していません。
・民間については、担当者さんが思うに、受け入れていないらしいということです。
・あくまでも、民間については、推測に頼るしかないのが担当者さんの見解です。
・担当者さんの情報(民間は受け入れていない)は、議員から得た情報(一部受け入れていて、きちんと測定している)と、食い違っていて謎です。
・職員にも色々居るので、電話は運に左右される、ある種のギャンブルです。

以上でした