2012年2月29日水曜日

2012/2/28日本共産党の市政懇談会へ殴りこみ状態

日本共産党の市政懇談会にいってまいりました。

質問にお答えいただきました。回答していただいたのは環境委員の八記議員です。
いくつか質問しまして、そのまえに共産党市議団のスタンスというものをご説明いただきました。


・日本共産党は核が人間にとってコントロールできないものであるという立場をとっている。
・発生した核の廃棄物を処理する技術を持ち合わせていない。
・(今回の東日本大震災で出た被害について)「絆」で被害に対して連帯していこうということになった。
・同時に放射性廃棄物を処理しなければならない。
・日本共産党(北九州市議団)としてどうするのか議論した結果、被災地から放射性物質が拡散することについて、拡散を防止することを第一にあげた。出来るだけ拡散しないようにする。
・技術と時間の問題がある

質問と答えの内容です。
Q:北九州市2012年度予算編成にあたっての提案書(14-15P)をみると、これは瓦礫処理の容認ではないのか
A:1)拡散は出来るだけ行わない。2)放射線量は出来るだけ低レベルに。
Q:低レベルとは具体的に何ベクレルか
A:住民の合意に基づいて考える
Q:「国が責任をもって住民合意を形成し」とは戦時中のようではないか。撤回してくれ
A:「国が責任をもって住民合意を前提に」のタイプミスです(ずっこけた)。
Q:すぐにHPで修正あるいは間違いであった等の告知をすべき(要望)。間違いが訂正された時点でツイッターできちんとこちらも流したい。
Q:住民とあるが、①と②それぞれ、住民とは誰を指すのか。
A:住民とは皆さんのこと
Q:何故このような提案を出したのか
A:市長が表明して依頼、不安の声など様々な意見が寄せられた。きちんと立場を表明して、この責務は国にあるので国に対応していってもらう。
Q:この提案は日本共産党の見解なのかそれとも北九州市議団の見解なのか
A:共産党全体の見解として、地方自治についてはそれぞれの判断で動くことになっている。市会議員団の見解として提案を出した。
Q:運搬コスト等考えると、割高であるから、運搬コストを入れるくらいなら、被災地で適切な処理をするお金に回した方がはるかに効率が良いものができると思うが。受け入れてしまうと、コスト高になるため現状の処理のままで処理せねばならない。今回の瓦礫は、塩害があるし、重金属や砒素、PCB、カドミウム、アスベストなど入っている。焼却の際に、これらの物質についてデータも出ていない。こうしたことに対して運搬してしまうと、コスト面でも十分な対策が出来ないと思う、この点どう考えるか。
A:市長の見解でも、釜石市から北九州市に持ってくるのは現実的ではないといっている。我々も非常に悩んで被災地の為にどうしたらよいか考え居ている。がれきを堤防につかってそれに覆土してどんぐりの木を植えたらどうかというような提案もある、他にも色々提案があるようだ、そういうことを含めて被災地に寄り添いながら考えていきたい。

※北九州市2012年度予算編成にあたっての提案書(がれきについては14-15P)
http://www11.ocn.ne.jp/~jcpksigi/bana/2012matome.pdf

おおむねこのような内容です。微妙にニュアンスなど間違っている可能性ありますが(ICレコーダー等もって行かなかったので)、まあご容赦ください。

国の責任となっていることが不満ですー無論、東電の責任です。
あとは、受入ないとはいってないところ。受け入れないとはいえないようです。あくまでも拡散しないという点にとどまっています。勿論、全く拡散せずに受け入れることが可能であるならそれはそれでいいのかもしれませんが・・しかし非現実的ですし受け入れたらコストがかさみますね。無駄ですね。やはり、現地で如何に拡散せず、きちんとまとめて処理するかが大事です。
また広域処理をどう考えるのかなどいろいろ質問したいことは山ほどですが、時間もないし。また共産党北九州市議団御中にメールを送りつけることにいたします。その際はまたよろしくお願いいたします。