2011年9月6日火曜日

東日本大震災のガレキ受入れについて北九州市議と話してみた

9/1(木)給食問題と同日に山本まり市議と話す。
山本まり市議が得ている情報としてはおよそ次の通り。

・環境省は3年でガレキを処理しようという前提で、この問題を進めているように思われる。
・広域処理には運搬のコストの問題がある。このため、関東エリアまでで処理することを検討しているだろう。関東エリアで処理しきれない分が段々南に下ってくるであろう。
・今は北九州市の職員が釜石市に対してモデル的に3万トンの処理の計画を進めている。
・処理計画は選別機を使ったガレキの選別や、現地でどのような処理ができるかといったこと。
・北九州市は頼まれたらやりますという方向性。


市議と話してなかなかに難しいのが「どこまで市議会で通るか」が難しいということであった。もし陳情や請願をするにあたっては、「市に対して情報を公開せよ」ということに関しては問題ないであろうということだった。「受け入れない」「受け入れる」については、もう少し議論を市民で尽くす必要がある。その際に基準をどこに設けるかが問題になるが、国の基準の設定のやり方が不明確で、間に合わせで作った基準で動いている可能性が高いことを考えると、国に対しての働きかけも必要だろうということだった。この震災ガレキの広域処理問題を考えるに当たっては

・放射線汚染物質からの健康被害を極力低く抑えるという方向。
・被災地復興を優先して考える方向。

どちらを優先するかも、考えなくてはならない、勿論同時に考えることも可能ではあるとのこと。

とりあえず、もちょっと問題を考える人増やさないとですねえ~てことは突っ込まれましたけども。北九州市の人って意識低いよね~と山本まり市議もぼやいてましたけども。
およそ話した内容は以上。なかなか市政も思うようにはなりませんで。どうしたもんかね。全く受け入れないというのは市としては採決できない(可能性が高い)ということか。

(数日前のメモみながら書き起こしているので実際に話した内容と記憶とが若干違っているかもです)