2011年8月25日木曜日

米ガンダーセン博士、ガレキ拡散に警鐘

http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/08/blog-post_24.html

英語ききとれないので訳見ただけですけど。
ガレキの広域拡散に反対することはこういう理由です。

引用します
(前略)日本政府は、放射能に汚染された瓦礫を焼却することを認めようとしています。キロ当たりの線量が8,000ベクレル以下であれば燃やしてもいいというのです。これは1kg当たりの崩壊数が毎秒8,000個ということです。それを焼却することを日本政府は許可しようとしています。アメリカであれば、放射性廃棄物として処分して何千年も地中に埋めなければならないレベルです。にもかかわらず、8,000ベクレルを超えなければ燃やしていいというのです。

それだけではありません。もっと心配なことがあります。放射能に汚染した瓦礫をほかの瓦礫と混ぜることを認めようとしている点です。たとえば1つのサンプルが24,000ベクレルだとしても、ほかの2つがまったく汚染されていなければ、全部足して3で割ると平均8,000ベクレルになり、燃やしてもいいことになります。

これを行なえば、深刻な問題が派生してきます。まずひとつは、原発から放出されてすでに地面に落ちた放射性物質を再び空中に拡散させることになります。しかも意図的に。周辺地域の学校や校庭ですでに除染が済んでいたとしても、瓦礫を焼却すれば再びセシウムが降ってきます。汚染された瓦礫を燃やす地域は、今現在は汚染がない状態、または汚染が少ない状態であっても、燃やすことで再び汚染され、線量が高くなるでしょう。

瓦礫の焼却によって生じる放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではありません。もちろん太平洋を越えてアメリカの北西部にも届きます。汚染された瓦礫の焼却を認めたら、福島の事故をあらためて再現するようなものです。地面に落ちたばかりの汚染物質をもう一度空中に舞い上げるわけですから。

また、福島から比較的離れた地域でも、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているというデータがあります。これまでは福島の原発そのものに注目が集まっていましたが、今や遠くはなれた川が汚染されて、それが海の汚染につながっています。



EX-SKFさん無断でごめんなさい。。。

追記
博士は、若干間違いと言うか認識が違っています。燃やした後の通常の埋め立てでよい基準が、8000ベクレルです。炉の性能が良ければ、数値がどんなに高くても基本燃やしていいといっているのです。博士の思っているよりも、政府がやろうとしているのはもっと危険なことなのです